ハジャー3勝目 クロフォードはアンセーフリリースで惜敗【F2 イギリス フィーチャーレース】

FIA F2

7月7日日曜日、イギリスのシルバーストン・サーキットにてFIA F2選手権 第8戦 フィーチャーレースが行われた。

ポールポジションはアイザック・ハジャー(カンポス)。2年目で初ポールポジションとなった。2番手はヴィクトル・マルタンス(ART)。3番手デニス・ハウガー、4番手はフランコ・コラピントとMP勢が続く。宮田莉朋は11番手。

直前に開催されたF3は雨が絡み大混乱となったものの路面は完全にドライとなった。フォーメーションラップでガブリエル・ボルトレート(インヴィクタ)がまさかのスピンを喫したものの隊列に復帰、無事グリッドに着くことができた。17時59分にレースがスタート。ハジャーのスタートがやや鈍く、2番手スタートのマルタンスがトップに浮上。さらに5番手スタートのベアマンが素晴らしいスタートを決めハジャーを追い抜き2番手に浮上した。コラピント、ハウガーのMP勢は2列目4番手、5番手から順位を落とし8番手、9番手となった。また宮田はスタートの混乱で18番手まで7ポジションダウン。昨日のスプリントレースでF2初優勝を飾ったアンドレア・キミ・アントネリはターン3でマイニに追突されスピン。これにより2周目からセーフティカーランとなった。

3周目にマルタンスを先頭にレース再開。しかしその直後、ポール・アーロンとジョシュア・デュルクセンが接触。デュルクセンがスピンし再びセーフティカー導入となった。アーロンは右リアタイヤがパンクしピットインした。またアーロンはこの接触で10秒加算ペナルティとなった。

7周目にレースはリスタート。ソフトタイヤでスタートしたリチャード・フェルシュフォー(トライデント)とエンツォ・フィッティパルディ(VAR)がピットインした。スタートで3番手に下がったハジャーは2番手ベアマンにピッタリついていく。8周目にハジャーがオーバーテイク、3番手に浮上。しかしソフトスタートであった2台はそのままピットイン。ベアマンは右リアタイヤの交換にやや手こずりハジャーとの差が開いた。

9周目にはトップを走るマルタンスらもピットイン。ソフトスタートで4番手を走っていたクロフォードもピットインしたものの、アンセーフリリースをしてしまい後に5秒ペナルティとなった。10周目にはトップに立っていたハウガーもピットインしソフト勢は全車タイヤを交換。実質トップは13番手のマルタンス、その後ろにハジャー、クロフォード、マローニとなった。

ハードタイヤスタート組トップはコラピント。ファン・マヌエル・コレア(DAMS)、ジョゼップ・マリア・マルティ(カンポス)が続く。宮田はハードタイヤ組7番手でアーロンに追われる展開となった。15周目にアーロンが宮田をオーバーテイクし7番手に浮上。

12周目、ハジャーがストウコーナーでマルタンスに仕掛けるもオーバーテイクはできず。

マルタンスとハジャーによるソフトタイヤ組トップ争いは18周目に再接近。ハジャーが再びストウで仕掛け、サイドバイサイドのまま最終コーナー、ホームストレートを抜けターン1で前に出た。マルタンスはターン1でオーバーランしタイムロス、クロフォードとマローニにオーバーテイクされた。レースペースの良いクロフォードはそのままハジャーもオーバーテイクしトップに浮上。クロフォードはアンセーフリリースで受けた5秒のペナルティを跳ね除けるためハジャーを引き離していく。

22周目にはハードタイヤスタート組もピットイン。バーナード、宮田がソフトタイヤに交換。23周目にはトップを走るコラピントもピットインした。コラピントはマローニの後ろ、マルタンスの前の実質4番手でコースに復帰した。しかしすぐにマルタンスにオーバーテイクされ実質5番手となった。コラピントは25周目にマルタンスをオーバーテイク。実質4番手に浮上した。

27周目にアーロンがピットインし全車が義務のタイヤ交換を完了。トップはクロフォード(ただし5秒ペナルティあり)、2番手にハジャー、3番手にマローニ、4番手にコラピントとなった。

予定通り29周目終わりでチェッカーフラッグが振られレースが終了。トップチェッカーを受けたのはジャック・クロフォードであったがペナルティで3位となり、アイザック・ハジャーが繰り上がる形で優勝となった。ハジャーは今シーズン3勝目。2位に入ったのはゼイン・マローニ。8レースぶり、今シーズン5度目の表彰台となった。また、レッドブル育成、元レッドブル育成しかいない表彰台となった。宮田莉朋は17位。

アーロンはここまで続いていた全ラウンドでのポイント獲得記録が途切れた。これによりハジャーが逆転、ポイントランキングトップに立った。マローニも久々の表彰台で3位に戻った。

暫定結果

1アイザック・ハジャーカンポスレッドブル育成
2ゼイン・マローニロダンザウバー育成
3ジャック・クロフォードDAMSアストンマーティン育成
4フランコ・コラピントMPウィリアムズ育成
5ヴィクトル・マルタンスARTアルピーヌ育成
6ガブリエル・ボルトレートインヴィクタマクラーレン育成
7オリバー・ベアマンプレマフェラーリ育成
8エンツォ・フィッティパルディVAR
9デニス・ハウガーMP
10ジョゼップ・マリア・マルティカンポスレッドブル育成
11ザック・オサリバンARTウィリアムズ育成
12ポール・アーロンハイテック
13リチャード・フェルシュフォートライデント
14テイラー・バーナードAIX
15アマウリー・コルディールハイテック
16ラファエル・ヴィラゴメスVAR
17宮田莉朋ロダン
18ロマン・スタネクトライデント
19ラファエル・ヴィリャゴメスVAR
20ファン・マヌエル・コレアDAMS
DNFジョシュア・デュルクセンAIX
DNFアンドレア・キミ・アントネッリプレマメルセデス育成

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