FRオセアニア 第二戦レビュー【CTFROT】

FRオセアニア(CTFROT)

 今月17日、「Castrol Toyota Formula Regional Oceania Trophy(以下CTFROT)」の第二戦がニュージーランド北島に位置するタウポ・インターナショナル・モータースポーツ・パークで開催された。

 10日・11日にハンプトンダウンズ・モータースポーツ・パークで開催された開幕戦レビューはこちら


Testing & Practice Review

 雨が断続的に降り続く一日となった15日木曜日午後、初のセッションが開始された。

TOYOTA GAZOO Racing New Zealand

 最初のコレクティブテストで1分28秒235を記録し、最速となったのは開幕戦レース1の勝者、ニュージーランド出身のルイ・シャープ。2番手には、昨シーズンこのタウポで豪州を中心とするツーリングカー選手権”スーパーカーズ”で初表彰台を獲得したライアン・ウッドが続いた。

 2回目のコレクティブテストは完全なウェットコンディション。週末に雨予報が出ているタウポにおいて、重要なレインタイヤを用いたセッションとなった。このセッションではスリランカ出身のイェバン・デビッドが1分31秒942で最速タイムを記録した。また、開幕戦で苦戦を強いられた英国F4出身のフィオン・マフラクリンは、テスト1で3番手、テスト2で4番手につけている。

 翌16日からは、3回のプラクティスセッションが行われた。

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 FP1は、路面に若干のウェットが残るもののドライコンディションとなり、ルーキーのライアン・ウッドが1分24秒870で最速タイムを記録。オーストラリア出身のジェームス・ウォートンが2番手につけた。キーウィらも好調を見せ、ザック・スクーラーが3番手、ルイ・シャープが4番手と続いた。
 FP2ではウォートンが1分24秒141をマークし、僅差でウッドを上回ってトップに浮上。
 最後のプラクティスとなったFP3ではほぼすべてのドライバーが予選シミュレーションを行い、再びウッドが1分24秒222で最速タイムを記録。ウォートンが再度2番手につけた。チャンピオンシップリーダーのウゴ・ウゴチュクは、セッション序盤こそ苦戦が見られたものの、中村仁に続く4番手タイムを記録している。

Weekend Highlights

 17日朝10:11、レース1・2のグリッドを決める予選1が開始。

 セッション序盤、昨年のCTFROTルーキーチャンピオンであるザック・スクーラーがファステストを記録しトップを維持したかに見えた。しかし終盤、ライアン・ウッドが最後のアタックで1:23.258をマーク。ウゴ・ウゴチュクに0.013秒差をつけ、自身初のポールポジションを獲得した。

TOYOTA GAZOO Racing New Zealand
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 ルーキーのウッドは、「速さがあり、とても良い車だった。ただ、自信はあったけれど、いくつかミスをしてしまい最後のコンマ数秒を引き出すのが本当に難しかった。でも最後のアタックは間違いなく良かったよ。」と振り返った。

 チャンピオンシップリーダーのウゴチュクは、セッション中盤まで下位に沈んでいたものの、最終アタックでポールに迫るタイムを記録し2番手を獲得。チームメイトのフレディ・スレイターも4番手につけ、M2 Competitionは1・2列目のグリッドを確保した。スクーラーは最終的に3位、開幕戦覇者のルイ・シャープも5位に入り、決勝に向けて好位置につけている。
 Hitechのりー海夏澄はポールから0.453秒差の6位、中村仁は0.509差の8位となった。

レース1

 予選1の結果に基づきグリッドに整列したレース1は、ウッドがポールポジションからスタート。以下、ウゴチュク、スクーラー、スレイター、シャープ、りー、ジェームス・ウォートン、中村、イェバン・デビッド、エルネスト・リベラがトップ10に並んだ。なお、開幕戦レース1で接触を引き起こしたセバスチャン・マンソンは、5グリッド降格ペナルティを受け、14番グリッドからのスタートとなった。

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 スタートでは蹴り出しの良かったウゴチュクが、ウッドのアウトサイドから並びかけるも、ウッドがしっかりとリードを守りオーバーテイクには至らず。上位の順位に大きな変動はなかった一方、5番手スタートのりーが順位を落とし、9番手まで後退した。
 レース序盤は、ウッドの背後にウゴチュク、スクーラーが迫る展開となるが、周回を重ねるごとにウッドが徐々にギャップを拡大。
 7周目、10位を走行するデビッドを先頭に集団が数珠つなぎとなる中、崔元普(ツイ・ユエンプォー)がデビッドへの仕掛けを狙う。しかし、その背後にいたノーラン・アラーがPush-to-Passを巧みに使い、崔の前にでて11位に浮上した。

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 レースが折り返しを迎えた8周目、3位を走行していたスクーラーがタイヤをロックさせた隙を突き、スレイターがバックストレートで並びかける。最終シケインのアウトサイドから仕掛けたスレイターがポジションを奪い、スクーラーは4位へと後退した。その後もスクーラーはフロントタイヤのロックアップに苦しみ、10周目にはシャープが背後に迫る展開に。16周目には再びタイヤロックを喫しシャープに並ばれる場面もあったが、ここはポジションを死守。しかし翌17周目、再度のロックアップにより、バックストレートでシャープに先行を許した。

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 迎えた18周目、ポールポジションからスタートしたウッドは一度も首位を譲ることなくチェッカーを受け、2位に2.529秒差をつけて今季初勝利を飾った。ルーキーながらタウポでの豊富な経験という地の利を存分に生かし、ファステストラップをも記録する完璧なレース運びで、堂々の表彰台最上段に立った。
 ウッドはこの優勝について、「チーム全員に大きな賛辞を送りたい。先週の日曜日は本当に厳しかったけど、みんながクルマを立て直してくれて、以降のマシンはロケットシップだった。すごくいい気分だよ。まだ少しやるべきことはあるけど、狙っているところには来ていると思うし、十分満足している。序盤で首位に立って、自分の思い描いたレースを進められたことが重要だった。調整すべき点はいくつかあるけれど、レース2が楽しみだね。」と振り返った。

 ウゴチュクは2位でフィニッシュし、チャンピオンシップのリードをさらに拡大。チームメイトのスレイターが3位に入り、表彰台を獲得した。
 以降シャープ、スクーラー、ウォートン、リベラが続く。りーは10周目に中村をオーバーテイクして8位、中村は9位でチェッカーを受けた。

レース2

 レース1のトップ8がリバースグリッドとなるレース2のポールポジションはりー。フロントローにリベラが並び、ウォートン、スクーラー、シャープ、スレイター、ウゴチュク、ウッド、中村、崔のトップ10。

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 スタートではりーとリベラが並びターン1へ侵入するが、膨らんだリベラのインサイドに入ったウォートンが2位に浮上。レースリーダーとなったりーを追いかける。ターン11ではスレイターがシャープに仕掛けバックストレートで並ぶも、最終シケインで前に出たのはシャープ。すでにスクーラーを抜き去ったキーウィが4位を守った。そのスクーラーは4周目には10位にまで沈んでしまった。

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 序盤、りーがリードするもペースは伸びず、背後ではウォートンが約0.3秒差でプレッシャーをかけ続ける展開となった。
 7周目、ウォートンはバックストレートで仕掛け、りーをかわしてトップに浮上。りーのペースは上がらず、10周目にはリベラに先行を許して3番手へ後退。さらにこの周、7位を走行していた中村が接触によりフロントウイングを失い、ピットインを余儀なくされた。
 13周目にはウゴチュクがりーをオーバーテイクし3位に浮上。後方ではスレイターがシャープに接近するが、ターン1でアウトに膨らむ。一時は背後のウッドに先行を許したかに見えたものの、粘り5位を死守する。
 続く14周目、チャンピオンシップリーダーがリベラに襲いかかるも、決定的なチャンスは作れず。その背後ではスレイターとウッドがシャープの背後に迫り、緊迫した三つ巴の攻防が続いた。
 17周目、ウッドはスレイターのアウトサイドを狙うが芝生に触れて大きくスライド。一度はギャップが開いたかに見えたが、直後にスレイターも同様のミスを犯し、その隙を突いたウッドがオーバーテイクに成功。5位へとポジションを上げた。

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 18周目、トップでチェッカーフラッグを受けたのはウォートン。りーをオーバーテイクして以降、一度もリードを譲ることなくレースを支配し、2位に3.587秒の差をつけて優勝を飾った。
 ウォートンは「車の仕上がりも良く、初勝利を挙げることができて本当に気分がいいです。これまで厳しい時間が続いていましたが、ようやく本来いるべき位置に戻ってくることができました。ただ、まだやるべきことはありますし、気持ちを切り替えて明日に集中し、再び速さを発揮できるよう取り組んでいきます。」とCTFROT初優勝を振り返った。

 2位にはリベラが入り、安定した走りでポジションを守り切った。3位にはウゴチュクが続き、表彰台獲得とともにチャンピオンシップリードをさらに広げている。
 以下、シャープ、ウッド、崔、りーが続き、スレイターは序盤でのスクーラーとの接触を受け科された5秒ペナルティを消化し8位。リカルド・バティスタ、カッレ・ロバンペラがトップ10を締めくくった。

予選2

 翌18日朝、フィーチャーレースとなるレース4のグリッドを決める予選2が行われた。
 セッションはウェットコンディションの中でスタートしたが、序盤にトレバー・ラトゥレットがコースアウトし、赤旗が提示される。
 再開後は徐々にトラックのコンディションが回復に向かい、セッション最終盤にはフライングラップの応酬となった。

 木曜日のウェット路面で速さを見せたデビッドがトップに躍り出るが、シャープが僅差でタイムを塗り替える。その間にりーがシャープの前に割って入り2位に浮上。さらにルーキーのジャック・テイラーがトップタイムを塗り替えたが、ウゴチュクがそれを上回る速さを見せた。しかし最終アタックで、ウッドが最速となる1:31.614を記録し二連続ポールを獲得したかに見えたが、テイラーがそれを大きく引き離す1:31.340を記録し、自身初のポールポジションを獲得した。

 昨年は英国を拠点とするGB4チャンピオンシップに参戦し、雨の難しい路面で速さを見せたテイラー。リージョナル規格初参戦となるCTFROTで最速の称号を獲得した。
 テイラーは、「正直、あのタイムがどこから来たのか自分でも分かりません。木曜日にはウェットコンディションでの走行もありましたし、スティーブンとチームが素晴らしいマシンを用意してくれました。もちろんとても満足しています。ウェットではいつも気持ちが楽になるし、本当に走るのが楽しく、自分にとって居心地のいいコンディションなんです。」と振り返った。

 続く2位は好調のウッド。3位にはデビッドが入り、サーキット中のスリランカ人らを沸かせた。りーは4位、それにシャープ、ウォートン、崔、スレイター、リベラ、中村が続くトップ10となった。

レース3

 レース1とレース2の最速ラップによってグリッドが決まるレース3は、スクーラーとスレイターがフロントローを分け合う形となる。2列目はウッドとウォートン、続いてウゴチュク、マクラフリン、シャープ、リベラ、中村、デビッドのトップ10。英国F4王者のマクラフリンは、CTFROTで初となるシングルグリッドからのスタートとなった。

 スタート直後、ウォートンがスクーラーにプレッシャーをかけるものの、キーウィがリードを守り切り、上位勢はそのままターン1をクリア。一方でマクラフリンがオープニングラップで大きく順位を落とし、12位まで後退する。中村は8位につけ、その背後には4ポジションアップを果たしたりーが9位で続く。

 その後、中村をかわしたりーのペースはよく、追い上げの展開となる。4周目、ヘアピンでタイヤをロックさせた7位走行中のリベラにりーが並びかけた。最終シケインではリベラが前を守ったものの、立ち上がりで勝るりーがターン1のアウトサイドから仕掛ける。しかし、わずかにアウトに膨らんだリベラがりーと接触。この影響で、りーは大きく順位を落とすこととなった。
 一方、ウゴチュクは同周にミスを犯し、4位から16位まで大きく後退。こちらも追い上げを強いられる厳しいレース展開となった。

 7周目、デビッドがリベラに迫るも最終シケインで大きくロックアップ。これに乗じてセバスチャン・マンソンがデビッドに仕掛けるものの、ターン1で背後を走っていたマクラフリンと交錯しスピンを喫した。
 11周目にはマクラフリンがデビッドにプレッシャーをかけ、翌12周目のバックストレートでオーバーテイクを決める。
 さらに13周目、デビッドが最終シケインを曲がり切れずコースアウトし、11位へと後退。前方ではペースの上がらないリベラに対し、マクラフリンが仕掛け、14周目のバックストレートでオーバーテイクを成功させ7位に浮上した。りーも続き、17周目にリベラをかわす。崔もその背後まで迫ったがポジションを守り切り、8位まで追い上げた。

 18周目、スクーラーが2位のスレイターに8.454秒という大差をつけ、今シーズン2度目の優勝を飾った。この差は今季CTFROTにおける最大の優勝マージンとなり、タイヤへの負担が大きいこのトラックで、キーウィが圧倒的なレースペースを示すこととなった。
 昨年のCTFROTルーキーチャンピオンであるスクーラーは、「スタートからチェッカーまで完全にレースをコントロールできた最高のレースです。昨日はいくつかミスをしてしまったので、特に最高の優勝で、チームにとっても良い結果を持ち帰ることができました。」とレースを振り返った。

 2位にはスレイター、3位にはレース1ウィナーのウッドが入った。以降シャープ、ウォートン、中村、りー、デビッド、アラー、クーパー・シップマンのトップ10。なお、崔は最終ラップでタイヤのパンクに見舞われ、チェッカーを受けることはかなわなかった。

レース4 NextGen Historic GP Taupo

 メインレースとなるNextGen Historic GP Taupoは、予選2の結果順でグリッドに整列。ポールポジションはジャック・テイラー、隣にライアン・ウッドが並ぶ。続いてイェバン・デビッド、りー海夏澄、ルイ・シャープ、ジェームス・ウォートン、崔元普(ツイ・ユエンプォー)、フレディ・スレイター、エネレスト・リベラ、中村仁のトップ10となった。

 2番手グリッドからスタートしたウッドが早々にテイラーを抜き去りリードを奪う。りーもターン1のアウトサイドからテイラーに仕掛けると、ターン2でオーバーテイクし2位に浮上した。その後方を走るデビッドは先行を許したウォートンからポジションを取り戻そうとするも、隙をついたスレイターにオーバーテイクされ6位に後退した。

 3位を走行するテイラーに対し、シャープがアグレッシブな攻めを見せる。ヘアピンでは接触しながら立ち上がり、バックストレートでオーバーテイクに成功。表彰台圏内へと浮上した。
 3周目にはウォートンがヘアピンでミスを犯し、トラック外へ飛び出し10ポジションを失い、17位まで後退した。
 5周目、チャンピオンシップリーダーのウゴ・ウゴチュクがデビッドをかわして6位に浮上。さらに前を行くチームメイト、スレイターとの差を詰める。上々のペースを維持するウゴチュクは7周目にスレイターをオーバーテイクすると、9周目にはそのスレイターがヘアピンでグラベルに飛び出す。14位を走行していたカッレ・ロバンペラの目前でコースへ復帰した。
 11周目には中村が、ペースの上がらないデビッドをオーバーテイク。翌周、ターン1でデビッドがアウトサイドから仕掛ける場面もあったが、中村は6位を守り切った。

 12周目、一度グラベルに飛び出し順位を落としたスレイターが同じヘアピンでふたたびコースアウト。直後、最終シケインでクラッシュがありセーフティカーが導入された。

 車を止めたのはレース3ウィナー。最終シケインでアウトサイドからかぶせたリベラがスクーラーに接触し、クラッシュ。セーフティカーが導入された。
 17周目、グリーンフラッグが振られ、ウッドを先頭にレースが再開される。順位に大きな変動はなかったものの、翌周にはテイラーのアウトサイドからウゴチュクが仕掛ける。そのまま並んで進入したターン5では、膨らんだウゴチュクのインサイドを突いた中村がオーバーテイクを決め、5位に浮上した。19周目には、中村がテイラーに並びかけて最終シケインへ突入するが、ラインを外してしまい、ウゴチュクにポジションを奪われる展開となる。
 22周目、ウゴチュクが再びテイラーに仕掛け、最終シケインで並ぶ。テイラーもラインを変えてターン1のアウトサイドから応戦したが、ここはウゴチュクが先行を許さずポジションをキープした。

 迎えた23周目、スタート以来一度もリードを譲らなかったライアン・ウッドがNextGen Historic GP Taupoを制し、CTFROT今季2勝目を挙げた。ルーキーながら完璧にレースを支配し、表彰台の常連に名を連ねた。
 ウッドは、「この勝利は自分にとって本当にかけがえのないものです。子どもの頃、カートの国内選手権でデニー・ハルム・サーティフィケートを獲得したことがあり、その名を冠したトロフィーを今日ここで手にできたことは、非常に特別です。チームには感謝してもしきれませんし、これまで自分のキャリアに大きな影響を与えてくれた多くの人たちが今日ここにいる中で成し遂げられたことも、なおさら特別です。今日はしっかりと祝って、次戦のテレトンガ、そしてハイランズに集中していきます。キーウィとして、このトロフィーを獲得できるなんて思ってもいませんでしたし、母国でレースができるのは本当に素晴らしいことです」とレースを振り返った。

 2位表彰台を獲得したのは、りー海夏澄。苦戦を強いられた週末となったが、メインレースでCTFROT通算4度目の表彰台に立った。
 3位にはルイ・シャープが入り、将来を嘱望されるキーウィが、自身のスポンサーであるRodin Carsの地元となるニュージーランド北島で表彰台を獲得した。

 以降はウゴチュク、中村、崔、リベラ、ノーラン・アラー、カッレ・ロバンペラ、セバスチャン・マンソンのトップ10となった。
 なお、テイラーとデビッドはセーフティカーライト消灯後のウィービングで5秒のペナルティを受けた。 

【Click for Details セーフティカー運用について Article 39.11】

レースディレクターが安全であると判断した場合、タイミングモニター上に可能な限り「SAFETY CAR IN THIS LAP」というメッセージが表示される。また、セーフティカーのライトが消灯され、これがその周の終わりにピットレーンへ入ることをチームおよびドライバーに示す合図となる。
この時点から、以下が適用される:
 3)車両は一列後方を維持しなければならない。セーフティカーのライトが消灯した後は、ウィービングは禁止される。

出典:FIA CASTROL TOYOTA FORMULA REGIONAL OCEANIA TROPHY
2026 SPORTING REGULATIONS – Article 39.11
以上はLemans-infoによる非公式の翻訳です。


From The GRID

 CTFROTにHitechから参戦し、ここまでで4回の表彰台を獲得した日本人ドライバーのりー海夏澄選手のレビュー&次戦への意気込みをお届け。

タウポでの週末は少し難しい展開になりましたが、レース4ではまた表彰台に上がることができ、チャンピオンシップでも2位に浮上しました。
レースを通してペース自体はとても良かったのですが、不運な接触や戦略面でうまくいかない部分もありました。それでも、レース4での2位という結果で、タフな週末を良い形で締めくくることができたと思います。
このペースをキープして、今週末のテレトンガでは優勝を狙っていきます。

Kanato LE:
2007年7月4日生まれの18歳。
2023年にUAE F4でフォーミュラデビュー。以来英国F4、GB3、FRMEC、FRECAとマカオGPに参戦。CTFROTでは英国F4ぶりにHitechのマシンをドライブしている。
今年はART Grand PrixからFIA Formula3デビューを果たす。

DRIVERS’ STANDING

Pos.DriverTeamPoints.TTC※
1Ugo UGOCHKWUM2 Competition194
2Kanato LEHitech161
3Louis SHARPmtec Motorsport1591
4Jin NakamuraHitech153
5Ryan Woodmtec Motorsport150R2
6Freddie SlaterM2 Competition144
7Zack ScoularMHMD Motorsports with TJ Speed1203
8Ernesto RiveraM2 Competition118
9James Whartonmtech Motorsport1134
10Nolan AllaerGiles Motorsport86
11Yuanpu CuiM2 Competition82
12Yevan DavidKiwi Motorsport78
13Fionn McLaughlinHitech53R
14Sebastian MansonM2 Competition535
15Kalle RovanperäHitech50R
16Jack TaylorGiles Motorsport47R6
17Cooper ShipmanKiwi Motorsport44
18Ricardo BaptistaHMD Motorsports with TJ Speed42R
19Trevor LatourretteHMD Motorsports with TJ Speed30R

ROOKIE CHAMPIONSHIP

Pos.DriverPoints
1Ryan WOOD150
2Fionn McLAUGHLIN53
3Kalle Rovanperä50
4Jack Taylor47
5Cooper Shipman44
6Ricardo Baptista42
7Trevor Latourrette30

NEXT EVENT

1/23~1/25 第9戦~第12戦
テレトンガ・パーク

一周2.570kmでコーナー数は7と非常に短いトラック。
折り返しを迎えた2026年CTFROTは残り2イベントとなった。


協力:Nicolas Caillol / All photographs are courtesy of TOYOTA GAZOO Racing New Zealand.
Special Thanks: Alex Stott, Yevan David, Kanato Le.

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