
優勝したアントニオ・フェリックス・ダ・コスタ 写真:Alastair Staley / Motorsport Images
残り2周でチャンピオンシップリーダーのニック・キャシディがトップ争い中にまさかのスピン。ダ・コスタが連勝を達成し、シーズン3勝目を挙げる結果となった。
チャンピオンシップリーダーのキャシディは、シーズン3勝目の達成までもう少しの所まで来ており、タイトル獲得に王手をかけていた。
しかし、トップで迎えた最終ラップ、キャシディはターン10の高速左コーナーではらみ、次の右コーナーでスピンを喫してポイント圏外に終わった。
エバンスは真後ろにつけており、そのまま最初にチェッカーを受けた。しかしエバンスにはジェイク・ヒューズとの接触による5秒加算のペナルティが課されていた。
この結果、ポールスタートのエバンスは8位に後退。ダ・コスタは前回の上海ePrix続いて優勝を果たし、直近の4戦で3勝を挙げる結果となった。
キャシディは23周目にダ・コスタをパスしてトップに浮上。序盤は体力を温存するためにトップ10付近を走っていた。
10番手からスタートしたダ・コスタは、12周目にトップに浮上、その後すぐにアタックモードを起動し、17周目に2回目を使用した。
エバンスはポールから2番手に下がった後も、その近辺で電費を管理しながらチャンスを伺っていた。
そして24周目にエバンスはターン1でダ・コスタをオーバーテイク。トップを走るキャシディのすぐ後ろについた。
しかし、レース序盤にバックストレートでヒューズと接触してしまい、この接触によりエバンスのフロントウイングが損傷。ヒューズはパンクし、エバンスには5秒のペナルティが科せられた。
このキャシディのミスと19位という結果により、ランキング2位のヴェアラインにとっては25ポイントの差を縮める絶好のチャンスとなった。
しかし、ヴェアラインはレースの大半でトップグループに入ることができず、アタックモードも終盤に使用する戦略で10位でフィニッシュ。ポイント差を24ポイントに縮めるだけに留まった。
2位のフラインスは、レースの大部分でトップ争いを展開しており、3位には14位から11台抜きをしたDSペンスキーのベルニュが入った。
第14戦はこの後、日本時間7月1日朝06:03からレーススタートする
ペナルティ一覧
ミッチ・エバンス:5秒加算ペナルティ(ヒューズとの接触)
マキシミリアン・ギュンター:3グリッド降格ペナルティ(ヴェアラインとの接触)
ユアン・ダルバラ:5秒加算ペナルティ(ギュンターとの接触)
ダニエル・ティクタム:5秒加算ペナルティ(T1にてコースオフしてトラックに戻る際、一時停止をするというレースディレクターからの指示を無視したため)
| Pos | Driver | Team | Laps |
| 1 | アントニオ・フィリックス・ダ・コスタ | タグ・ホイヤー・ポルシェ | 27 |
| 2 | ロビン・フラインス | エンビジョン | 27 |
| 3 | ジャン・エリック・ベルニュ | エンビジョン | 27 |
| 4 | エドアルド・モルタラ | マヒンドラ | 27 |
| 5 | ニコ・ミュラー | ABTクプラ | 27 |
| 6 | ジェイク・デニス | アンドレッティ | 27 |
| 7 | サム・バード | ネオム・マクラーレン | 27 |
| 8 | ミッチ・エバンス | ジャガーTCS | 27 |
| 9 | ストフェル・バンドーン | DSペンスキー | 27 |
| 10 | パスカル・ヴェアライン | タグ・ホイヤー・ポルシェ | 27 |
| 11 | ルーカス・ディ・グラッシ | ABTクプラ | 27 |
| 12 | ニック・デ・フリース | マヒンドラ | 27 |
| 13 | ノーマン・ナトー | アンドレッティ | 27 |
| 14 | セルジオ・セッテ・カマラ | ERT | 27 |
| 15 | サッシャ・フェネストラズ | 日産 | 27 |
| 16 | ユアン・ダルバラ | マセラティMSG | 27 |
| 17 | ダニエル・ティクタム | ERT | 27 |
| 18 | カイオ・コレ | 日産 | 27 |
| 19 | ニック・キャシディ | ジャガーTSC | 27 |
| 20 | セバスチャン・ブエミ | エンビジョン | 27 |
| 21 | ジェイク・ヒューズ | ネオム・マクラーレン | 26 |
| DNF | マキシミリアン・ギュンター | マセラティMSG | 22 |



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