ニック・デ・フリース、スーパーフォーミュラ参戦へ。ITOCHU ENEX TEAM IMPULから茂木と富士の3戦出場。【スーパーフォーミュラ】

スーパーフォーミュラ

全日本スーパーフォーミュラ選手権へ参戦するITOCHU ENEX TEAM IMPULは、今シーズン残りの5戦にて19号車をドライブするドライバーを発表。5戦もてぎ、第6戦/7戦の富士では元FIA F2、フォーミュラE世界チャンピオンであり、F1へ参戦した経歴を持つニック・デ・フリースが起用される事が明らかとなった。第8戦/9戦鈴鹿は、第3戦と第4戦にて19号車をドライブした平良響が起用される。

©Toyota Gazoo Racing WEC

当初ITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車にはテオ・プルシェールが起用されていた。しかしプルシェールはインディカーにてアロー・マクラーレンと契約(現在は契約解消済み)。インディカーに専念する為スーパーフォーミュラを急遽離脱している。

その後5月に開催された第2戦オートポリスでは、IMSAにてヴァッサーサリヴァンのRC F GT3を操り見事2023年のGTD Proチャンピオンに輝いたベン・バーニコートがドライブ。

第3戦の菅生、第4戦の富士ではスーパー耐久ST-Xクラスチャンピオンの平良響が起用されるなど、転々としていた。

バーニコートの後、平良響が起用された際、スーパーフォーミュラのグリッドは全て日本人ドライバーとなった。これは日本のトップフォーミュラの歴史において46年ぶりの出来事であった。

かつてFIA F2やフォーミュラE世界選手権にてチャンピオンを獲得し、F1ではアルファタウリをドライブしたニック・デ・フリースの起用は、小林可夢偉からの提案であると考えられており、オール日本人グリッドになっていたのも理由の1つと思われている。

ニック・デ・フリースは現在、フォーミュラE世界選手権にマヒンドラ・レーシングから、世界耐久選手権(WEC)にトヨタ・ガズー・レーシングから出場しており、WECでは小林可夢偉とチームメイトだ。

フォーミュラEではマシンのパフォーマンス不足によりシーズン11は総合18位と沈んでしまったが、WECでは今シーズンイモラにて優勝するなど実力を発揮し続けている。

©Mahindra Racing

なおニック・デ・フリースは少なくとも2025年末までマヒンドラとトヨタWECとの契約があると考えられている。2025年のカレンダーでは、スーパーフォーミュラはWECと3回、フォーミュラEとは2回日程が被っている事からデ・フリースのスーパーフォーミュラレギュラー参戦の可能性はほぼ無いと考えられている。

なおフォーミュラEとの日程衝突には、スーパーフォーミュラのオートポリス戦とフォーミュラE 東京ePrixとの日程衝突も含まれている。東京戦とスーパーフォーミュラの日程衝突は、スーパーフォーミュラ側が後に日程発表したのもあり、フォーミュラE側は全く認識していなかったと言われている。

今シーズンに関しては、スーパーフォーミュラとWECの日程が重複しておらず、またフォーミュラEもオフシーズンであった事から実現した。

しかし、11月9日-10日開催のスーパーフォーミュラ第8戦/第9戦鈴鹿は、11月4日から7日にかけて、スペインのバレンシアで行われるフォーミュラE シーズン11 プレシーズンテストと日程が近いこともあり参加見送りとなった。

なおITOCHU ENEX TEAM IMPUL 19号車のシートは、テオ・プルシェールがシート代未払いのまま離脱した後、最終戦までの費用をトヨタ自動車が買い取り、負担しているとの噂だ。

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