ニュルブルクリンク24hレースが間もなくスタート!

ニュルブルクリンク24h

2024年 6/1、日本時間23時にニュルブルクリンク24時間レースがスタートする。世界一過酷な24時間レースには今年は120台を超えるマシンが参戦、現役ハイパーカードライバーや日本からの参戦もあり豪華なエントリーとなっている。ここでは注目のエントリーを紹介したい。

SP9 Class

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Frikadelli Racing Team #1 Ferrari 296 GT3

フェリペ・フェルナンデス・レイザー / ダニエル・カイルヴィッツ / ルカ・ルートヴィヒ / ニコ・ヴァローネ

前年、2002年のダッジ・バイパー以来のドイツ車以外の優勝という快挙を成し遂げたフリカデリ・レーシング。昨年の優勝メンバーの一人であるレイザーや、昨年WECのGTEクラスでコルベットをドライブし速さを見せたヴァローネらを起用する。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Mercedes-AMG Team BILSTEIN #4 Mercedes-AMG GT3

ルカ・ストルツ / マキシミリアン・ゲーツ / ダニエル・ジュンカデラ / アルジュン・マイニ

メルセデスAMGの強力なファクトリードライバーを揃える ”メルセデス・ビルシュタイン”の4号車は優勝候補の一台と言えるだろう。今季からファクトリードライバーへ昇進したインドのアルジュン・マイニは3号車とのWエントリーとなる。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Team ADVAN x HRT #6 Mercedes-AMG GT3

ファッツァ―・デニス / ヒューべル・ハウプト / ラルフ・アーロン / サルマン・オウェガ

メルセデス勢の名門、ハウプト・レーシングは日本のヨコハマタイヤ、アドバンとのコラボレーションでの参戦となる。様々なタイヤメーカーがしのぎを削るのもニュルブルクリンク24hレースの魅力と言えるだろう。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Mercedes-AMG Team GetSpeed #8&#130 Mercedes-AMG GT3

#8 ルーカス・アウアー / アダム・クリストドーロウ / フィリップ・エリス / ミカエル・グルニエ

#130 マロ・エンゲル / ジュール・グーノン / ファビアン・シラー / アダム・クリストドーロウ

ゲットスピードも優勝候補のチームだ。130号車はメルセデス130周年記念カラーとなっている。アダム・クリストドーロウはWエントリーだ。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Scherer Sport PHX #15&#16 Audi R8 LMS GT3 Evo II

#15 フレデリック・ヴァルビッシュ / クリストファー・ハーゼ / マルクス・ヴィンケルホック / リカルド・フェラー

#16 フランク・スティップラー / クリストファー・ミース / デニス・マーシャル / リカルド・フェラー

スティップラー、ヴィンケルホック、ハーゼらのニュル24h優勝経験者を擁するシェラー・スポーツ・PHXも優勝候補の1台だ。ニュルブルクリンク24hにて2012年、14年、19年、22年と優勝しているフェニックス。総合優勝奪還なるか注目したい。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

RED BULL TEAM ABT #27 Lamborghini Huracan GT3 EVO2

ケルビン・ヴァンデルリンデ / ジョーダン・ペッパー / マルコ・マペッリ

ランボルギーニを走らせるアプトも注目の存在だ。ランボルギーニのファクトリードライバーに加え、DTMで同チームのマシンを走らせるケルビンの存在は大きなものになるだろう。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Falken Motorsports #33&#44 Porsche 911 GT3 R 992

#33 ジュリアン・アンドローエル / アレッシオ・ピカリエッロ / スヴェン・ミュラー / クラウス・バックラー

#44 ジョエル・エリクソン / ティム・ハイネマン / ニコ・メンゼル / マーティン・ラギンジャー

住友ゴムのタイヤブランドであるファルケンは近年で最も総合優勝に近い位置にいると言えるだろう。今年は4月の前哨戦で2連勝、ファンからの期待が高まっている。ポルシェ使いの強力なドライバーを揃え総合優勝を狙う。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

BMW M Team RMG #72 BMW M4 GT3

ダン・ハーパー / マックス・ヘッセ/ チャールズ・ヴェールツ

ポールポジションからスタートするのはシェルカラーのBMW72号車だ。BMW期待の若手、ハーゼが最速タイムを出しポールポジションを獲得、決勝レースへの期待が高まっている。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

ROWE RACING #98&#99 BMW M4 GT3

#98 ラファエル・マルチェロ / マキシム・マルタン / マルコ・ヴィットマン / アウグスト・ファルフス

#99 ロビン・フラインス / シェルドン・ヴァンデルリンデ / ドリス・ヴァンスール / アウグスト・ファルフス

ニュルブルクリンク24hやスパ24hで常勝チームのROWEレーシングは最強チームを結成。多くのドライバーがBMWのハイパーカーをドライブする超実力者だ。かつてアウディやAMGで走っていたフラインスやマルチェロが移籍しBMWのヴィットマンらと組むことはまさにドリームチームと言えるだろう。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

Manthey EMA #911 Porsche 911 GT3 R 992

ローレンス・ヴァンスール / トーマス・プライニング / ケビン・エストレ / アヤハンカン・グーヴェン

ニュルブルクリンクを知りつくしたマンタイレーシングはポルシェのエースナンバーの911号を背負っての参戦となる。今年はバサースト12時間、デイトナ24時間で総合優勝を果たしたほか、WECでも963、911共に3戦2勝と圧倒的な強さを見せる”耐久王”勢いそのままにニュルブルクリンク24時間も制してしまうのか。注目だ。

その他注目マシン

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

SP-X Glickenhaus Racing LLC SCG 004c #706

トーマス・ムテシュ / フランク・マイルー / ランス・デビッド・アーノルド / コーム・レドガー

グリッケンハウスはニュルブルクリンク24時間にカムバックを果たす。今までの赤色からWECで撤退前に使用していた水色のカラーに変更されており、大手自動車メーカーを相手にどこまで善戦するか注目だ。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

SP-10 TOYO TIRES with Ring Racing #171 Toyota GR Supra GT4 EVO 2023

木下隆之 / マイケル・ティシュナー / ハイコ・トング

日本一ニュルブルクリンクを知る男、木下隆之は今年もTOYOタイヤのスープラから参戦。64歳の大ベテランはクラウドファンディングで資金を募っての参戦。日本のニュルマイスターの挑戦に日本から声援を送りたい。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

CUP3 Team mcchip-dkr #945 Porsche 718 Cayman GT4 Clubsport

奥村浩一 / 福田幸平 / マーカス・ネルケン / フィリップ・エイス

945号車のケイマンは日本人二人がドライブ。スーパー耐久で活躍したBRPの代表の奥村浩一とサンライズBLVDの福田幸平だ。以前からニュルブルクリンク24hに挑戦していたがコロナの影響で参戦を中断、久々のカムバックとなる。マンタイからのサポートも受ける同チームの活躍に期待したい。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

SP4-T Subaru WRX STI #88

カルロ・ヴァンダム / ティム・シュリック / 佐々木孝太 / 久保凜太郎

SP4Tクラスに参戦するのは日本のスバルSTIだ。GT500で優勝経験のあるヴァンダム、テレビ司会者でもあるシュリック、そして日本の佐々木孝太と久保凜太郎がドライブする。

ニュルブルクリンク24hレース公式サイトより引用

SP3-T Ollis Garage Racing #318 Dacia Logan

クライス・オリバー / ミハエル・ラフマイヤー / ヤニック・ラフマイヤー / マクシミリアン ヴァイザーメル

昨年大クラッシュを喫し、復活は絶望的かと思われた名物マシンのダチア・ロガン。今季見事カムバックを果たした。最新鋭のワークスGT3と一緒に走る姿は感動ものだ。中継に映ったらエールを送って欲しい。尚、マンタ先輩は今年はニュル・クラシックの方に参戦となる。

今年も注目エントリーの多いニュルブルクリンク24時間レース。世界一過酷な24時間レースとだけあって、どのようなドラマが起きるか見ものだ。総合優勝、日本勢、グリッケンハウスにダチアと注目点も多く見逃せない。

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