F2でランキング4位、ドラゴン・ペンスキーやERTからフォーミュラEに参戦、スーパーフォーミュラでデビュー戦ポール等、非凡な才能を見せ続けているブラジルのセルジオ・セッテカマラ。
そんな彼がブーツェンVDSからGTWCヨーロッパ エンデュランスカップのイタリア、モンツァラウンドにスポット参戦する。

セッテカマラはフォーミュラを中心に活躍してきたドライバーでGTレースの経験は少なくポルシェ・オールスター・レースブラジルでポルシェのカップカーをドライブしたぐらいある。
耐久レースの経験は2021年にヴァンウォール・バイコレスから参戦したバーチャル・ルマン程度と非常に少ないが、彼の非凡な才能は間違いなくGT3レースでも輝くだろう。
ブーツェンVDSはブーツェン・ジニオンとMOTO GPでお馴染みのマルクVDSのジョイントチーム。昨年はアウディ R8 GT3で活動していたが、アウディのカスタマー活動縮小に伴いメルセデス AMG GT3へとスイッチしている。
ブーツェンVDSは元F1ドライバーのティエリー・ブーツェンの義兄弟であるオリビエ・レーヌが1998年に設立。GT3の他、トム・コロネルらを起用しWTCR参戦。LMP2等の経験もあり活動は多岐にわたる。ティエリー・ブーツェン氏はチームのアドバイザーを務めている。
マルクVDSはMOTO GP、MOTO 2のイメージが強いが、GTレースの経験も豊富。かつてブランパンでフォードGTやBMW Z4 GT3を走らせていた事を記憶しているファンも多いだろう。

GTWCヨーロッパ エンデュランスカップのイタリアラウンドは3時間レース。エンデュランスとあるが、ドライバーは1時間交代で常に激しいバトルや接近戦が繰り広げられる為、スプリントレースのような戦いとなる。
チームメイトは2021年のDTMチャンピオン、マキシミリアン・ゴッツとトーマス・ドルーエとなる。ドルーエはGT4で活躍後、AKKODIS ASPのAMG GT3をドライブしていた1998年生まれの注目の若手ドライバーだ。
ブーツェンVDSはの第3ドライバーはここまで毎ラウンド変更されており、開幕戦はベテランのアダム・クリストドーロウ、スパ24時間では富田竜一郎の元チームメイトであるウリース・デ・ポーがドライブしている。
現在セッテカマラの来年の活動は未定となっており、フォーミュラE残留も未確定となっている。セッテカマラにとって今後のシート確保に向けて重要なレースとなる。
セルジオ・セッテカマラのGT3デビューレースに注目だ。



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