マニラ首都圏開発庁(MMDA)は、フィリピンの首都マニラにて、将来的にフォーミュラEを開催する事を検討している事を明らかにした。これに伴い、実現可能性調査が間も無く実施される予定である。これはフィリピンスター紙が報道した。

9月11日に行われたメトロマニラ評議会(MMC)の会議にて、MMDAのロマンド・アルテス暫定会長は、メトロマニラで「ABB FIA フォーミュラE世界選手権」を開催するという案を発表した。これは外国人投資家らの協力を得て実現させる意向だ。
アルテス氏は会見にて、MMDAと外国人投資家は秘密保持契約を締結しており、詳細な情報は公開できないと述べている。
この情報には、レースに使用する事を検討している「マニラ首都内の道路」や主催者に関する詳細も含まれていると思われている。
アルテス氏はこの情報を元に、メトロ・マニラでのフォーミュラE実現可能性調査を行う予定であるとも述べた。
これにより、フォーミュラEのアジア地域での存在感がさらに高まることになるだろう。来シーズン、このフォーミュラEはジェッダ(サウジアラビア)に加え、ジャカルタ、上海、東京でレースが行われる。過去にはプトラジャヤ(マレーシア)やソウル(韓国)、そして中国の北京、香港、三亜などでもレースが行われた。
今年の12月に開幕する予定であるシーズン11では、未発表ではあるがタイのチェンマイでのレースも追加される予定であった。
しかし、タイ首相の電撃解任により、チェンマイでのレース実現の可能性は低くなっている。
現在はチェンマイでのレースを維持する交渉が続けられているほか、ジャカルタをダブルヘッダーにする案や、ベルリンE-Prixを前倒しで開催する案などが検討されている。
政府の費用負担は無しの方向へ
アルテス氏は会見にて、主催者が費用負担を行う方向で勧められている事から、「政府の費用負担無し」でメトロ・マニラの観光業と経済を活性化させる事ができるとも語った。
なお先述の秘密保持契約もあり、主催者の情報といった詳細は明らかにされていない。
政府の費用負担が無いレースというのは珍しくない。フォーミュラE・オペレーションズが主催したレースなど、一部の大会では主催者側が開催費用を負担したケースが過去にも存在した。
最短でもシーズン12から?
告知時期が遅かった事もあり、12月から始まるシーズン11での開催は非常に低い。例えば東京E-Prixも開催意向を発表し署名したのは2022年10月であったが、実際に開催できたのは2024年の3月であった。
マニラでのレースも同様に、2025年冬から2026年にかけて行われるシーズン12よりも前には開催できないと推測される。シーズン12のカレンダーは、2025年の6月に発表される予定だ。



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