イギリスのフィーダーシリーズであるGB3に参戦するアメリカのチーム、VRDレーシングは2025年のGB3への参戦継続を発表した。一方、2023年の参戦開始から提携してきた地元イギリスの名門チーム アーデン・モータースポーツとの関係は終了するようだ。

GB3はイギリスF3選手権を引き継ぎ2021年に始まったフィーダーシリーズのカテゴリー。F4以上F3未満のフォーミュラ・リージョナルに近いレベルのマシンで争われている。
VRD(ヴェロシティ・レーシング・ディベロップメント)はアメリカを拠点とするレーシングチーム。世界に通じるアメリカ人ドライバー育成を主眼に置いて活動しており、GB3の他にはその下のカテゴリーであるGB4、インディカーのフィーダーシリーズにあたるUSF Pro2000、USF2000、USFジュニアに参戦。F1を目指すアメリカの若いドライバーのためのヨーロッパへの橋渡しの役割を担っている。
そんなVRDは2023年にGB3に参戦を開始。「VRD by アーデン」という名称で地元イギリスの名門チームであるアーデンと提携、メンテナンスを委託して参戦した。ジェームス・へドリー、ノア・ピン、ニキータ・ジョンソンらによって2年間で通算6勝を挙げたほか、2024年にはチームランキング3位となった。
そんなVRDだが、ようやくヨーロッパのファクトリーが始動。来シーズンからついにアーデンから離れ独立した1チームとして参戦することとなった。来季のニューマシンである「タトゥース MSV GB3-025」を3台発注し、来季もアメリカのドライバーへヨーロッパでのレース環境を提供するようだ。
ダン・ミッチェル(チーム代表)コメント
厳しいシーズンを終え、我々は再編成に集中し、2025年にこれまで以上に強くなって戻ってくる準備をしている。 我々の目標は、最初から優勝とチャンピオンシップを争うことだ。
新型GB3-025の納車が間近に迫っていることを発表できて興奮している。 現在のマシンをテストし、2024年のパフォーマンスを分析し続ける一方で、2025年の新たなスタートに心から興奮している。
GB3とMSV(GB3の運営)から、若手ドライバーにとって最高の育成フォーミュラであると信じているレースに参戦する機会を与えられたことを光栄に思う。選手権での存在感を維持・強化することは、ヨーロッパでさらに地位を確立していく上で不可欠なことだ。 2025年の新車は本格的なエンジニアリングの塊であり、来年のグリッドは並外れたものになることが約束されている。
我々は、最も才能あるアメリカ人レーサーのキャリアを向上させるためのプラットフォームとしてGB3を使い続ける。 GB3は、その目標を達成するためのシリーズなのだ。



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