マセラティMSG、ギュンターとダルバラの離脱を正式発表!来季はドライバーラインナップを一新へ。【フォーミュラE】

Formula E
©Maserati MSG Racing

マセラティMSGレーシングは7月26日、マキシミリアン・ギュンターとユアン・ダルバラがシーズン10限りでチームを離脱する事を正式発表した。これにより来シーズンは、全く新しいドライバーラインナップで臨むことになる。

マキシミリアン・ギュンターはシーズン9が始まる2022年末、日産から当時新規参入(チーム自体はベンチュリーの引継ぎ)であったマセラティへ移籍。シーズン9第11戦ジャカルタePrixではマセラティ移籍後初優勝を達成。マセラティにとっても1957年のファン・マヌエル・ファンジオ以来、約半世紀ぶりのシングルシーターでの世界選手権で優勝となり、歴史に名を残した形になった。

シーズン10においても、初開催であった東京ePrixで2勝目を達成し初代東京ePrixウィナーとなるなど成功を収め、2シーズンで6回の表彰台、ポールポジションも2回獲得した。

ユアン・ダルバラは2012年のF1におけるナレイン・カーティケヤン以来、11年ぶりに世界選手権へ参戦するインド人レーシングドライバーとなった。シーズン10開始前にマセラティMSGレーシングに加入し、チーム在籍中に2回入賞を果たすなど堅実な進歩を見せた。

ジョヴァンニ・スグロ(マセラティコルセ代表)のコメント

「マックスとユアンに対し、個人的に、そしてマセラティを代表して、彼らの献身と尽力に感謝したいと思います」

「2人はチームの成功に貢献し、すべてのレースでマセラティ ティポフォルゴーレ(マシン名)を最高の位置につけるためにベストを尽くしました。マックスは何度も表彰台を獲得し、私たちに大きな興奮をもたらしました。一方、シーズン10で唯一の新人であったユアンは、この1年で驚くべき成長を遂げ、決意と情熱を持ちトップドライバーに対し果敢に挑んでいました。」

「マックスとユアンが私たちと一緒にいてくれたこと、一緒に仕事をしたこと、そしてフォーミュラEにおける、マセラティの歴史に残る多くのことを共有できたことを誇りに思います。2人のこれからの素晴らしい未来を祈っています。」 

ホセ・M・アズナール (マネセラティMSGレーシングのチーム代表兼マネージングパートナー)のコメント

「チームを代表して、シーズン10を通して尽力してくれたマックスとユアンに心から感謝したいと思います」

「2022年にチームに加入して以来、マックスはマシン開発において重要な役割を果たし、チームに対し数多くの事で貢献してきました。また、この選手権でルーキーであることは簡単ではありませんが、ユアンはサウジアラビアでの第2戦の段階からかなりの速さを見せました。」

「彼は予選で一貫して速く、シーズン後半では定期的に入賞争いを繰り広げていました。マックスとユアンがチームの一員として成長していくのを見るのは大きな喜びでした。彼らの将来が素晴らしいものになることを心から願っています。」

チームは7月29日月曜日に2024/25シーズンのラインアップを発表する予定だ。

マセラティには誰が乗るのか/またギュンターとユアンはどこへ

イギリスのThe Race紙によると、マセラティMSGにはDSペンスキー離脱を発表したばかりのストフェル・バンドーン、そしてNEOMマクラーレンからジェイク・ヒューズが移籍しバンドーン/ヒューズのコンビになると推測されている。ヒューズはかねてよりワークスの契約を欲していた事が知られており、マセラティ含む数々のチームと交渉していた。ヒューズはロンドンの最終戦にて、マクラーレンに対しチーム離脱の意向を伝えたと見られている。またバンドーンも、マセラティの他にEnvisionなどと交渉していたが、WECでプジョーに乗っている関係もあり、同じステランティスであるマセラティへと、ステランティス間での移籍に落ち着いた。

そしてDSペンスキーを離脱するバンドーンの後任が、マセラティMSGを離脱したマキシミリアン・ギュンターであると推測されている。

一方ユアン・ダルバラは、当初マセラティMSGのリザーブ/テストドライバーになると推測されていた。ただチームを離脱する事から、現在ダルバラの移籍候補はERTに絞られた形となる。ERTは非常に流動的であり、ティクタムとセッテカマラで継続の可能性も高いが、ダルバラやサッシャ・フェネストラズが移籍する可能性も噂されている。

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