正式発表 : フォーミュラEに新しいサーキット。サウジアラビア戦はF1でお馴染みジェッダにて開催へ【フォーミュラE】

Formula E

噂には度々出ていたが、遂に正式発表となった。フォーミュラEは2024/2025のシーズン11から、サウジアラビアのレースをこれまでのディルイーヤからジェッダに移す事を発表。コースは多くのファンにとってはF1でお馴染み、ジェッダ市街地コース(ジェッダ・コーニッシュ・サーキット)の短縮レイアウトとなる。シーズン5から続いたディルイーヤでのフォーミュラEは、これで途切れる事になる。

©︎ NISMO

サウジアラビアスポーツ省によると、既にこの開催地変更は承認済みであり、2024年10月に開催予定のFIA世界モータースポーツ評議会での承認を待つのみとなっている。なお、ディルイーヤで開催されていた際はナイトレースであったが、ジェッダでも同様にナイトレースで行われるかは現在未定だ。

この開催地変更は度々噂されていた。とはいうのも、これまで開催されていたディルイーヤではかなりの大規模工事が予定されているからだ。コースレイアウトの一部が工事の為に使用出来なくなる可能性があると考えられており、実際ターン4から7のエリアが工事拠点設置の影響で使用不可になる見通しだった。

ディルイーヤは2018年に行われたシーズン5の開幕戦に初登場して以来、合計6シーズンに渡りフォーミュラEカレンダーに顔を覗かせていた。このコースはとてもチャレンジングであるとどのドライバーも認めており、コースの殆どを占める曲がりくねった区間は、お気に入りのドライバも多い。

e-formula.newsの取材に対し、東京ePrixウィナーであり、来シーズンDSペンスキーへの移籍が噂されているマキシミリアン・ギュンターはこう述べている。

「リヤドのコースはとても素晴らしく、また本当にチャレンジングだったと思います。しかしコースが砂だらけの時が多く、これも念頭に置いておかなければなりません。それがコースがチャレンジングでもあった大きな要因の1つだったからです。」

「ジェッダでは、路面コンディションが大幅に改善されるでしょう。それに、F1サーキットを走れるという事は非常に魅力的ですし、ジェッダでのレースを楽しみにしています。」

またフォーミュラEによる公式コメントはこの後発表される予定であるが、フォーミュラEの広報担当者は控えめにこう述べている。

「ジェッダE-Prixは、高速で流れるようなジェッダ市街地コースの改良されたレイアウトで爽快なレース体験を提供し、この地域におけるモータースポーツ文化の成長に貢献します。」 

「息を呑むほど美しい紅海を背景に、2025年のジェッダE-Prixはファンにとっても競技者にとっても忘れられない体験となるでしょう。」

©︎ Formula E

レイアウトはどうなるのか

©︎ WTCR

公式発表もされている通り、F1で使用されているレイアウトではなく短縮レイアウトでのレースが予定されている。複数のメディアが予想している所によると、2022年にWTCRがジェッダで開催された際に使用されたレイアウトになるとの予想が一般的だ。

WTCR開催時は、ターン4の後左に曲がり、バックストレートに帰ってくる合計12コーナー/3.45kmのレイアウトが使用された。2.7km短縮される形だが、フォーミュラEのカレンダーでは最も長いサーキットの1つになる形だ。

©︎ TouringCars.Net

コメント