ベアマン待望の今季初優勝【F2オーストリア スプリントレース】

FIA F2

6月29日、オーストリアのレッドブルリンクにてFIA-F2選手権 第6戦スプリントレースが行われた。

トップ10がリバースグリッドとなるスプリントレースのポールポジションを獲得したのはクッシュ・マイニ(インヴィクタ・レーシング)。2番手にオリバー・ベアマン(プレマ・レーシング)、3番手にジョセフ・マリア・マルティ(カンポス・レーシング)というトップ3になっている。予選トップタイムを記録したデニス・ハウガー(MPモータースポーツ)は10番手。

晴天の下、28周のスプリントレースがスタート。ベアマンがいいスタートを決めてマイニをオーバーテイク、トップに浮上。さらに3番手のマルティもマイニに並びかける。2台はターン1をサイドバイサイドで通過。4番手スタートのバーナードも並びかけ、ターン2へのブレーキングではスリーワイドに。マルティはマイニと僅かに接触しフロントウイングを破損、マイニはオーバーランしながら2番手を守った。しかしターン3でマルティが逆転、2番手に浮上。マイニは3番手まで順位を下げた。マルティはマイニとの接触で左の翼端板を破損したがペースダウンする様子は見られなかった。スタートでトップに浮上したベアマンはこの混乱を尻目にリードを拡大、トップを独走した。

7周目、ポール・アーロン(ハイテック・パルスエイト)がバーナードを逆転し4番手に。ガブリエル・ボルトレート(インヴィクタ・レーシング)もバーナードに接近するがこちらは抜くには至らず。逆に後方からフランコ・コラピント(MPモータースポーツ)、ジョシュア・デュルクセン(AIXレーシング)に接近される。ボルトレートは結局9周目にバーナードをオーバーテイクした。ペースの上がらないバーナードは11周目にコラピント、14周目にチームメイトのデュルクセン、16周目にはデニス・ハウガー(MPモータースポーツ)のオーバーテイクを許し9番手、入賞圏外まで順位を落とした。

21周目、アーロンがターン2立ち上がりでマイニをオーバーテイクし3番手へ。さらにボルトレートもターン3立ち上がりからターン4でマイニをオーバーテイク。ボルトレート4番手、マイニ5番手となった。

23周目、昨日ポールポジションを争ったデュルクセンとハウガーによる7番手争いが激化。24周目ターン2でハウガーがインに飛び込みデュルクセンをオーバーテイク。デュルクセンは諦めずハウガーを追っていく。

最終周となる28周目、5番手を争うコラピントとハウガーがターン2立ち上がりで接触。コラピントは入賞圏外まで大きく順位を落とした。

優勝はオリバー・ベアマン。今季は苦戦が続いていたチームともども嬉しい今季初優勝となった。2位はジョセフ・マリア・マルティ。最後はベアマンを1秒以内まで追い詰めたが惜しくも2位となった。3位に入ったのはポール・アーロン。ポイントリーダーとして安定した走りを見せ、今季7度目の表彰台を獲得した。明日ポールポジションからスタートするハウガーは5位。同じく2位からスタートするデュルクセンは8位でそれぞれ入賞した。ロダン勢は予選から引き続き苦戦。ゼイン・マローニが19位、宮田莉朋は終盤にピットインしタイヤを交換、ファステストラップを連発し最下位22位という結果となった。

暫定結果

1オリバー・ベアマンプレマ・レーシング
2ジョセフ・マリア・マルティカンポス・レーシング
3ポール・アーロンハイテック・パルスエイト
4ガブリエル・ボルトレートインヴィクタ・レーシング
5デニス・ハウガーMPモータースポーツ
6ジャック・クロフォードDAMSルーカスオイル
7クッシュ・マイニインヴィクタ・レーシング
8ジョシュア・デュルクセンAIXレーシング
9ザック・オサリバンARTグランプリ
10ヴィクトル・マルタンスARTグランプリ
11フランコ・コラピントMPモータースポーツ
12テイラー・バーナードAIXレーシング
13アイザック・ハジャーカンポス・レーシング
14エンツォ・フィッティパルディファン・アメルスフォールト・レーシング
15アンドレア・キミ・アントネッリプレマ・レーシング
16ファン・マヌエル・コレアDAMSルーカスオイル
17ゼイン・マローニロダン・モータースポーツ
18アマウリー・コルディールハイテック・パルスエイト
19ラファエル・ヴィリャゴメスファン・アメルスフォールト・レーシング
20リチャード・フェルシュフォートライデント
21ロマン・スタネクトライデント
22宮田莉朋ロダン・モータースポーツ

フィーチャーレースは明日30日日曜日17時開始予定。

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