ブラウニング完璧なポールtoウィン【F3 オーストリア フィーチャーレース】

FIA F3

6月30日、オーストリアのレッドブルリンクにてFIA-F3選手権 第6戦フィーチャーレースが行われた。

予選ポールポジションは昨年のマカオウィナーのルーク・ブラウニング(ハイテック・パルスエイト)。2番手はレッドブル育成のアーヴィッド・リンブラッド(プレマ・レーシング)、3番手は同じくレッドブル育成のティム・トラムニッツ(MPモータースポーツ)。昨日のスプリントレースで優勝したニコーラ・ツォロフ(ARTグランプリ)は10番手からのスタートとなる。ドライバーズランキング首位のレオナルド・フォルナローリ(トライデント)は24番手スタート。

日本時間15時30分にフォーメーションラップがスタートする予定だったがディレイ。15時40分にフォーメーションラップが開始された。

15時44分にレースがスタート。3番手トラムニッツが出遅れ10番手まで順位を落とした。これにより3番手にガブリエレ・ミニ、4番手にディーノ・ベガノヴィッチの2台のプレマ勢が浮上。ベガノヴィッチは1周目でミニ、2周目でリンブラッドを攻略。チームメイトバトルを制し2番手まで浮上した。

後方ではジョセフ・ローク(ロダン・モータースポーツ)とタサナポル・インタラプバサク(AIXレーシング)が接触。ロークはパンク、インタラプバサクはフロントウイングを壊しそれぞれピットインした。またカラム・ヴォイジン(ロダン・モータースポーツ)とジョシュア・デュフェック(AIXレーシング)も接触。デュフェックは序盤でのリタイアを余儀なくされた。トップ10を走行していたセバスチャン・モントーヤ(カンポス・レーシング)はトラムニッツと接触。こちらもリタイア。トラムニッツにはこれにより10秒ペナルティとなった。

ノエル・レオン(ファン・アメルスフォールト・レーシング)は序盤から好ペースを維持。接触が相次ぐ中混乱をすり抜け、9周目にはプレマ勢に割って入る4番手まで浮上した。

11周目、ターン2でマリ・ボーヤ(カンポス・レーシング)がベドリンのインに飛び込む。2台は接触、ベドリンのマシンはジャンプし破損、その場で停止。これによりバーチャルセーフティカーが導入された。バーチャルセーフティカーは13周目に解除。解除直後、ターン3にて5番手オリバー・ゲーテ(カンポス・レーシング)が4番手レオンに仕掛ける。2台は軽く接触。これによりレオンはパンク、ここで戦線離脱となった。

19周目、マンセルがリンブラッドをオーバーテイクし6番手に浮上。マンセルはさらにアレックス・ダン(MPモータースポーツ)、22周目にはゲーテもオーバーテイクし4番手に。2レース連続表彰台を狙える位置まで浮上した。

リンブラッドは23周目にツォロフにもオーバーテイクを許し8番手に。2番手スタートであったがレースペースが厳しく順位を大幅に落とすこととなった。

24周目、3番手ミニがターン2で2番手ベガノヴィッチに仕掛ける。これにより2番手から5番手が接近。ベガノヴィッチ、ミニ、マンセル、ゲーテによる激しい2番手争いが幕を開けた。25周目、ミニはターン3アウト側からベガノヴィッチをオーバーテイクし2番手に浮上。26周目、最終周のターン2にて今度はベガノヴィッチがミニを逆転。しかしターン3,4でミニが抜きかえした。

優勝はルーク・ブラウニング。度々接近はされたものの、スタートから1度もトップを譲ることなく完勝した。ブラウニングはこれで今季は2勝目。マカオGPを含めるとF3通算3勝目となった。2番手はガブリエレ・ミニ、3番手はディーノ・ベガノヴィッチとプレマが2-3フィニッシュ。4番手にはクリスチャン・マンセルが入った。スプリントレース優勝のニコーラ・ツォロフ(ARTグランプリ)は6位で再びポイントを獲得。24番手スタートだったポイントリーダー、レオナルド・フォルナローリは9位となり何とか2ポイントを獲得した。

フィーチャーレース 暫定結果

1ルーク・ブラウニングハイテック・パルスエイト
2ガブリエレ・ミニプレマ・レーシング
3ディーノ・ベガノヴィッチプレマ・レーシング
4クリスチャン・マンセルARTグランプリ
5オリバー・ゲーテカンポス・レーシング
6ニコーラ・ツォロフARTグランプリ
7アーヴィッド・リンブラッドプレマ・レーシング
8ローレンス・ファン・フーペンARTグランプリ
9レオナルド・フォルナローリトライデント
10アレックス・ダンMPモータースポーツ
11ソフィア・フローシュファン・アメルスフォールト・レーシング
12マルティヌス・ステンショーンハイテック・パルスエイト
13サンティアゴ・ラモストライデント
14マティアス・ザガゼータイェンツァー・モータースポーツ
15ティム・トラムニッツMPモータースポーツ
16カスペル・シュトゥカMPモータースポーツ
17マックス・エスターソンイェンツァー・モータースポーツ
18マリ・ボーヤカンポス・レーシング
19ピョートル・ウィスニッキロダン・モータースポーツ
20サミ・メグエトゥニフトライデント
21シアン・シールズハイテック・パルスエイト
22トミー・スミスファン・アメルスフォールト・レーシング
23ノエル・レオンファン・アメルスフォールト・レーシング
24ジョセフ・ロークロダン・モータースポーツ
25カラム・ヴォイジンロダン・モータースポーツ
26タサナポル・インタラプバサクAIXレーシング
27チャーリー・ヴルツイェンツァー・モータースポーツ
DNFニキータ・ベドリンAIXレーシング
DNFジョシュア・デュフェックAIXレーシング
DNFセバスチャン・モントーヤカンポス・レーシング

ポイントランキング トップ10

ドライバーチーム勝利表彰台
1ルーク・ブラウニングハイテック23
2ガブリエレ・ミニプレマ13
3レオナルド・フォルナローリトライデント04
4ディーノ・ベガノヴィッチプレマ12
5クリスチャン・マンセルART04
6アーヴィッド・リンブラッドプレマ23
7オリバー・ゲーテカンポス13
8ティム・トラムニッツMP03
9ローレンス・ファン・フーペンART03
10ニコーラ・ツォロフART22

ブラウニングがランキングトップに浮上。ツォロフが6位入賞しドライバーズランキング10位となったことにより、ARTは3台全車がトップ10入りとなった。

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