8月29日、FIA F3選手権の最終戦モンツァラウンドに今シーズンFRECAに参戦しているノア・ストロームステッドが参戦することが発表された。

ローガン・サージェントの解雇に端を発した今回の玉突き移籍。まず、空いたウィリアムズのシートにF2に参戦していたフランコ・コラピントが収まることとなった。こうしてコラピントがF1へ昇格したことで今度はF2、MPモータースポーツの席が空いた。こちらにはF3に参戦中のオリバー・ゲーテが昇格。そしてそれによりF3、カンポス・レーシングのシートがひとつ空くこととなった。
そのカンポスのシートに納まったのが今季FRECA(フォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権)に参戦中のノア・ストロームステッド(Noah Strømsted)だ。ストロームステッドは2007年生まれ17歳、デンマーク出身のレーシングドライバー。2021年にデンマークF4で四輪デビュー、2022年にはスペインF4、2023年終盤戦からFRECAに参戦している。
ノア・ストロームステッドの主な戦績
| 2021 | デンマークF4 | FSPレーシング | 2位 | |
| 2022 | スペインF4 | カンポス・レーシング | ー位 | スポット参戦 |
| 2023 | スペインF4 | カンポス・レーシング | 7位 | |
| 2024 | FRECA | RPM | 8位 | シーズン途中 |
| 2024 | FIA F3 | カンポス・レーシング |
一見目立つ戦績がほとんどないストロームステッドだがその実力は証明済み。というのも今季のFRECAで所属しているRPMは決して上位チームでないにも関わらず、2度の表彰台を獲得してランキング8位につけているからだ。F3に挑戦するには十分な実力を持っていると言えよう。
ストロームステッドはF3のインタビューに対し「カンポス・レーシングは非常に競争力のあるチームであり、そこからFIA F3デビューできることにとても興奮しています。」「私は昨年のスペインF4からカンポス・レーシングと非常に良い関係を保っています。この機会を与えてくれたカンポス・レーシングとスポンサーの皆さん、そして家族のサポートに感謝したいと思います。」と回答。期待をうかがわせた。
リバリーはどうなるのか

実は今回のストロームステッドF3参戦で注目されているのがマシンのリバリーだ。カンポスのリバリーは白い車体にスペイン国旗の赤と黄色のラインが入ったものである。しかしゲーテはレッドブル育成ドライバー。今回ストロームステッドが乗ることとなったマシンは紺色に大きな牛のロゴがあしらわれているのだ。
しかしレッドブル育成ではないドライバーが乗るのにレッドブルリバリーなのは大問題。そのため現時点では紺色に赤のラインだけが残された、いわゆる「レッドブルリバリー レッドブル抜き」状態となっている。このリバリーのまま予選や決勝レースを走るのかにも注目したい。
今シーズンのF3はモンツァラウンドが最終戦となるため、参戦はひとまず1ラウンド2レースのみとなる。優勝や表彰台も狙うことが出来るカンポスからの参戦でストロームステッドがどれほどの爪痕を残せるか注目だ。
注目のF3最終戦モンツァは金曜日22時から予選、土曜日16時30分からスプリントレース、日曜日15時35分からフィーチャーレースが行われる予定。


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