カラム・ヴォイジン、ロダンからF3継続参戦決定!【FIA F3】

FIA F3
カラム・ヴォイジン(2024年)

ロダン・モータースポーツは10月29日、来季のF3のドライバーとしてカラム・ヴォイジンとの契約を延長したことを発表した。ヴォイジンは2024年のF3で1勝を挙げ、ロダン・モータースポーツにF3初勝利をもたらした。

カラム・ヴォイジンはイギリス出身、18歳のレーシングドライバー。2021年に四輪デビューし2022年からGB3に参戦。2023年にGB3チャンピオンに輝き、2024年からはFIA F3に参戦している。

ロダン・モータースポーツのF3マシン(2024年)

ロダン・モータースポーツはカーリン・モータースポーツがニュージーランドのロダン・カーズによって2024年に買収され改名したチーム。宮田莉朋がF2で加入しているチームだ。F3には2019年の発足当時から参戦している。

2025年のロダンのドライバーは先に発表されたルイス・シャープに続き2人目。2023年GB3王者のヴォイジン、2024年GB3王者のシャープが同じチームから参戦することとなった。残り1人はポストシーズンテストにロダンから参加しているロマン・ビリンスキになるとみられている。ヴォイジンはポストシーズンテストには参加していない。

ルイス・シャープGB3 1位
ロマン・ビリンスキFRECA 14位
フレディ・スレイターイタリアF4 1位
ヘレス、バルセロナテストのドライバー

ヴォイジンとロダンの2024年シーズン

ヴォイジンは2022年のGB3デビューから一貫してロダン(旧カーリン)でレースに参戦。来季で4年目となる。ロダンはF2、GB3などでは強豪として存在感を示している一方、F3では長年苦戦。ヴォイジン加入前の2023年はチームランキング最下位に沈み過去最悪のシーズンとなっていた。ヴォイジン加入後もなかなか状況は変わらず、開幕から第6戦レッドブルリンク終了までの12レースでは1ptも取る事ができなかった。

状況が変わったのはヴォイジン、ロダンの母国イギリスで行われた第7戦シルバーストン。ヴォイジンは雨で混乱した予選で9番手を獲得。スプリントレースでは4位、フィーチャーレースでは3位表彰台を獲得したのだ。もちろんヴォイジンにとってはF3初表彰台だが、カーリンから改名したロダン・モータースポーツとしてもF3初表彰台。カーリン時代を含めても2022年ザントフォールトでザック・オサリバンが3位表彰台に立って以来2年ぶりとなったのだ。

表彰台に登るザック・オサリバン(2022年シルバーストン)

ヴォイジン、ロダンはこのイギリスラウンドから勢いに乗り、第8戦ハンガロリンクの2レース連続入賞。そして迎えた第9戦スパ。ヴォイジンは遂にF3初ポールポジションを獲得(もちろんロダンとしては初、カーリン時代を含めても2022年のオサリバン以来)。土曜日のスプリントレースではリバース12番手スタートから7位入賞を果たすと、日曜のフィーチャーレースではポールポジションから好発進。セーフティカーも多く出る中トップを守り切りF3初優勝を達成した。ロダンとしてもF3初優勝、カーリン時代を含めてもF3の前身となったGP3時代、2014年のアレックス・リン以来約10年ぶりの優勝となった。

ヴォイジンは1位1回3位1回を含め6回の入賞達成。2024年シーズンを12位で終えた。2023年最下位(10位)だったチームランキングも2つ上がり8位となった。

2024年 ドライバーズランキング

順位ドライバーポイント優勝表彰台入賞
12位カラム・ヴォイジン67pt126
23位ピオトル・ウィシニッキ10pt1
26位ジョセフ・ローク8pt2

2024年、ロダン・モータースポーツのエースとしてチームの歴史を変えるほどの活躍を見せたカラム・ヴォイジン。2年目でさらなる躍進はあるのか、注目していきたい。

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