【FIA-F3】中村仁、Hitech TGRからF3参戦へ

FIA F3
Formula Regional Middle East Championship / FRMEC RD.8優勝の中村(右から2番目)

TGRドライバー・チャレンジ・プログラム(TGR-DC)として2025年から海外挑戦をはじめ、現在R-ace GPからFRECAに参戦中の中村仁。
2026年はHitech TGRからFIA-F3へのステップアップが決定。近日中に正式発表となる見通しだ。

中村が契約したHitechは、英国を拠点とするチームで、FIA-F3では2019年のチームズチャンピオンシップ2位が最高成績。
今年はマルティニウス・ステンショーンがドライバーズチャンピオンシップ5位を獲得。その成績を買われ、すでに名門チームと来シーズンのFIA-F2参戦の契約にサインしている。


また、TOYOTA GAZOO RacingとHitechは2024年冬、育成カテゴリに重点を置いたパートナーシップ提携を発表。

HitechとTGRは、育成カテゴリーにおいて協力し、Hitech TGRとして、宮田の活動をサポートします。

TOYOTA GAZOO Racing 2025年体制発表

HitechはTGRとレースプログラムやドライバー育成、そしてトヨタにおける将来の幅広いプランなど、多くの面で密接に連携していきます。

Hitech Grand Prix

ここで注目の宮田莉朋はART Grand Prixから2年目のFIA-F2参戦となったが、来年はシルバーのマシンのステアリングを握ることとなっている。
そして、宮田はTOYOTAが技術提携を結ぶHAAS F1のほかに、Hitechとの関係の深いアルピーヌF1で数度TPCをこなしている。
このことから、ドライバー育成の一環としてヨーロッパで活躍する中村がHitech TGRからFIA-F3デビューすることも予想外ではなかっただろう。

また、元アルピーヌF1チーム代表で、現在もHitechのオーナーであるオリバー・オークスはル・マン情報局のインタビューに対し、
「TGRとHitechのパートナーシップは来シーズン以降さらに進化し加速していき、よりよいものとなる」
と、さらなる深い関係性をうかがわせるコメントを残した。

中村は、2006年生まれの19歳。
2023年に全日本F4選手権で2位に輝くと、翌2024年にaprからSuper GTデビューを果たす。
同年にTom’sからマカオGPに参戦。F4とF3のあいだにあたるリージョナル規格を初ドライブした。
2025年はR-ace GPからFRMEC(Formula Regional Middle East Championship)とFRECA(Formula Regional European Championship by Alpine)に参戦すると、ふたつのカテゴリで1度の優勝含む3回の表彰台を獲得している。
また、ル・マン24時間のサポートレースとして開催されたル・マン・カップでLMP3マシンのステアリングを握った。

Formula Regional Middle East Championship
acisport │ Formula Regional European Championship by Alpine

Hitech TGRはFIA-F2にも参戦しており、今年はウイリアムズ育成のルーク・ブラウニングがモンツァ終了時点でチャンピオンシップ2位につける好成績を残す。
F1と同じトラックでの経験を積み、さらなるステップアップを目指す中村仁に期待が高まる1年になりそうだ。

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