9月22日日曜日、F4 CEZ(セントラル・ヨーロッパ・ゾーン)選手権 最終戦 レース3がザルツブルクリンクで行われた。
2024年のF4 CEZの最終レースとなる今回。数時間前に行われたレース2でオスカー・ヴルツ(イェンツァー)が2位となりドライバーズタイトルを確定。一方でランキング2位のキリル・クツコフ(マフィ・レーシング)がレース1,2で連勝しており、ザルツブルクラウンドのスイープ(完全制覇)が期待される。
リバースグリッドとなるレース3。ポールポジションはミカリナ・サバイ(ASモータースポーツ)。ナサナエル・べレビー(マフィ・レーシング)が2番手からスタートする。ヴルツは5番手、クツコフは6番手からのスタートとなる。
F4 CEZはフォーメーションラップ含め25分の時間制。残り約22分でレースはスタートとなった。シモン・シュランツ()がストールしたが追突などは起きず順調にスタート。ヴルツ、クツコフはいち早く上位に上がろうと前のマシンを猛追。クツコフはヴルツ、さらに上位陣を抜き去り2番手まで浮上した。
1周目最終コーナー、トップを走るサバイがテールスライドしコースオフ、クラッシュ。コース上でマシンが停止したためセーフティカーランとなった。これによりクツコフはトップに浮上。マックス・カーハン(イェンツァー)、べレビー、ヴルツと続く。サバイは軽くバリアと接触したもののダメージはほぼなく、1周遅れの7番手で戦列に復帰した。
しかし最終コーナーのランオフの砂利が大量にコース内に撒かれその除去が必要になったためセーフティカーランは長めに。5周先導し7周目、残り約9分でリスタートとなった。
クツコフが順調なスタートを切った一方、3番手べレビーが出遅れたため5番手のヴルツとクツコフの差はかなり開いた。そんなクツコフだったが残り7分、ホームストレートでカーハンに逆転され2番手に。翌周にはすぐにオーバーテイクしかえしトップに戻ったが、レース1と同様接近戦となった。ヴルツは3番手集団を全て抜き去り3番手に浮上。しかしクツコフとカーハンによるトップ争いまでは5秒もの差が開いてしまった。
残り3分30秒、ターン11でカーハンがクツコフに仕掛けサイドバイサイドに。しかしクツコフがやや強引にブロックしなんとかトップを守った。カーハンはテールトゥノーズでついて行くがオーバーテイクすることはできなかった。
優勝はキリル・クツコフ。3レース全てで優勝しザルツブルク戦を完全制覇した。2位はクツコフを最後まで追い詰めたマックス・カーハン。3位はオスカー・ヴルツとなった。
F4 CEZはこれでシーズン終了。イェンツァー、オスカー・ヴルツがチャンピオンとなった一方、マフィ・レーシング、キリル・クツコフが力を見せた最終戦となった。今後は10月9、10日にチェコのブルノ・サーキットでプライベートテスト、11月15日にシーズン表彰式が行われる。
暫定結果
| 1 | キリル・クツコフ | マフィ・レーシング |
| 2 | マックス・カーハン | イェンツァー |
| 3 | オスカー・ヴルツ | イェンツァー |
| 4 | シモン・シュランツ | レナウアー・モータースポーツ |
| 5 | ナサナエル・ベレビー | マフィ・レーシング |
| 6 | フランティセク・ネメック | BVMレーシング |
| 7 | ミカリナ・サバイ | ASモータースポーツ |



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