6月2日イタリアのイモラサーキットにてイタリアF4 第2戦レース1が行われた。山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)が昨日に続き2連勝を達成、中村紀庵ベルタ(プレマ・レーシング)は5位となった。
予選ポールポジションは山越陽悠。ジャック・ビートン、アクシャイ・ボーラと2台のUSレーシングが後ろに続く。中村は8番手スタート。
4時9分にレースはスタート。ポールポジションの山越、2番手以下のビートン、ボーラらが続く。混乱したレース1に対しかなりクリーンなスタートとなった。
2周目タンブレロで4番手スタート、開幕3連勝を飾っているフレディ・スレイター(プレマ・レーシング)がボーラに襲いかかるがここではオーバーテイクできず。この3番手争いのバトルによりトップ2が逃げ、3位以下が激しいバトルを展開することとなった。また後方では9番手の中村が前を伺う。最終コーナーでパウエルがプラデルをオーバーテイクしようとし接触。パウエルはフロントウイングを落としてしまいペースダウンし中村が7番手に浮上。パウエルにはオレンジディスクが提示、プラデルはタイヤがパンクしてしまいプレマ2台が戦線離脱することとなった。
山越は順調に走行しレース半分、残り15分の段階で2番手までに約3秒の差を確保。ビートン、ボーラがそれぞれ2番手、3番手を走るUSレーシング勢は山越に着いていくことができない。プレマ勢最上位は4番手につけるスレイター。USレーシングの2台の後ろにつけるがオーバーテイクには至らない。
2番手を争う3台の争いは徐々に激化。残り12分、ボーラがビートンに仕掛ける。順位は変わらなかったものの4番手スレイターとの距離も接近。残り11分、タンブレロでボーラが再びビートンに仕掛ける。USレーシングの2台は軽く接触、ボーラは立ち上がりでコースオフしながらビートンをオーバーテイク、2番手に浮上した。
残り8分、4番手スレイターが3番手ビートンのインへ。2台は接触しスピン、大きく順位を落とした。これによりディオン・ゴーダが3番手、トマス・シュトルチェルマニスが4番手、中村が5番手と3台のプレマ勢が順位を上げた。
残り5分、ヤン・コーラー(BVMレーシング)がタンブレロでスピンしコース上で停止。これによりセーフティカーが導入された。また、9番手を走るルカ・サマリスト(R-エースGP)はリアウイングを大きく破損。オレンジディスクが出され、セーフティカーラン中にピットインを余儀なくされた。
残り0分、ファイナルラップでレースが再開。山越が危なげないリスタートを決めレースをリード、2番手を引き離していく。
山越陽悠が初のトップチェッカーで昨日繰り上げ優勝となったレース1に続き2連勝。イタリアF4としては2016年の佐藤万璃音以来8年ぶりに君が代が流れることとなった。2番手にアクシャイ・ボーラ、3番手にディオン・ゴーダと2人のインド人が入り、アジア人が表彰台を独占。10番手スタートだったシュトルチェルマニスが4位に入りルーキークラス優勝。中村紀庵ベルタは5番手フィニッシュ、ルーキー2位となった。また、開幕3連勝を達成したスレイターが9位に沈み山越が2連勝を達成したことにより山越はドライバーズランキングトップに浮上した。
またゴール直後に16番手でゴールしたマキシミリアン・ポポフ(PHM AIXレーシング)のマシンが炎上した。ドライバーは無事。
暫定結果トップ10
| 1 | 山越陽悠 | ファン・アメルスフォールト・レーシング |
| 2 | アクシャイ・ボーラ | USレーシング |
| 3 | ディオン・ゴーダ | プレマ・レーシング |
| 4 | トマス・シュトルチェルマニス | プレマ・レーシング |
| 5 | 中村紀庵ベルタ | プレマ・レーシング |
| 6 | ラシッド・アル・ダヘリ | プレマ・レーシング |
| 7 | グスタフ・ヨンソン | ファン・アメルスフォールト・レーシング |
| 8 | レノ・フランコット | イェンツァー |
| 9 | フレディ・スレイター | プレマ・レーシング |
| 10 | ダヴィデ・ラリーニ | PHM AIXレーシング |



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