残り3周でまさかの悲劇、スレイター4勝目【イタリアF4 第2戦 レース3】

イタリアF4/ユーロ4

6月2日イタリアのイモラサーキットにてイタリアF4 第2戦レース3が行われた。優勝はフレディ・スレイター(プレマ・レーシング)。中村紀庵ベルタ(プレマ・レーシング)は6位、山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)は27位となった。

予選ポールポジションはレース1,2で連勝しドライバーランキングトップに立った山越陽悠。2番手はジャック・ビートン(USレーシング)、3番手はドライバーランキング2位のフレディ・スレイター。中村紀庵ベルタは5番手。

直前に行われたイタリアGTでは雨が降ったものの、路面はほぼ完全に乾きドライコンディションとなった。22時45分にレーススタート。3番手スレイターが好スタートを決めビートンをオーバーテイクし2番手に浮上。山越はトップを守る。後方では3台ほどがコースオフしたものの上位陣には混乱は無くクリーンな1周目となった。

残り23分、山越のチームメイトのがコース上でストップ。しかし停止した場所が下り坂だったため再び始動、ピットインしたためセーフティカー導入はされなかった。

3番手のビートンはペースが苦しく徐々に後退。4番手を走るチームメイトのレームとのバトルとなる。

残り15分、ラシッド・アル・ダヘリ(プレマ・レーシング)がレノ・フランコット(イェンツァー)と接触しスピン。ここまで全レースでポイントを獲得していたアル・ダヘリだがここで記録は途切れることとなった。

残り12分、ターン4でフランチェスコ・マセッド(クラム・モータースポーツ)がストップ。さらにその直後、PHM AIXレーシングの2台が同士討ち。これにより残り11分でセーフティカー導入となった。

残り4分半でレース再開。山越はスレイターを抑えトップでタンブレロに侵入。中村はリスタートでレノに並びかけるもその後順位を落としてしまい8番手となった。

残り3周、トップを走る山越に悲劇が襲う。バリアンテ・アルタ・シケインの1つ目でイン側のポールと接触しフロントウイングを大きく破損。ダウンフォースを失った山越は失速、これによりスレイターがトップに浮上した。山越はそのまま順位を落としていき最終周を目前にピットイン。勝負権を失った。

優勝はフレディ・スレイター。今季6戦目にして4勝目を達成した。2番手はジャック・ビートン、3番手にマキシム・レームとUSレーシングの2台が続いた。中村紀庵ベルタは6位でフィニッシュ。最後にピットインしフロントウイングを交換した山越陽悠は27位フィニッシュとなった。

暫定結果トップ10+日本人

1フレディ・スレイタープレマ・レーシング
2ジャック・ビートンUSレーシング
3マキシム・レームUSレーシング
4アレックス・パウエルプレマ・レーシング
5アクシャイ・ボーラUSレーシング
6中村紀庵ベルタプレマ・レーシング
7ルカ・サマリストR-エースGP
8トマス・シュトルチェルマニスプレマ・レーシング
9レノ・フランコットイェンツァー
10グスタフ・ヨンソンファン・アメルスフォールト・レーシング
27山越陽悠ファン・アメルスフォールト・レーシング

ドライバーランキングトップ10

1フレディ・スレイター100ptプレマ・レーシング
2山越陽悠82ptファン・アメルスフォールト・レーシング
3アクシャイ・ボーラ73ptUSレーシング
4アレックス・パウエル66ptプレマ・レーシング
5ジャック・ビートン40ptUSレーシング
6ディオン・ゴーダ38ptプレマ・レーシング
7中村紀庵ベルタ37ptプレマ・レーシング
8ラシッド・アル・ダヘリ33ptプレマ・レーシング
9トマス・シュトルチェルマニス32ptプレマ・レーシング
10ジャンマルコ・プラデル25ptUSレーシング

コメント