6月15日、イタリアのヴァレルンガサーキットにてイタリアF4第3戦レース1が行われた。優勝はフレディ・スレイター(プレマ・レーシング)。山越陽悠(ファン・アメルスフォールト・レーシング)は3位、中村紀庵ベルタ(プレマ・レーシング)はリタイアとなった。
予選ポールポジションはジャック・ビートン(USレーシング)。2番手はここまで6戦4勝のフレディ・スレイター、3番手はマテウス・フェレイラ(USレーシング)。日本勢は山越陽悠は4番手、中村紀庵ベルタは10番手からスタートする。
30分のレースは22時48分にスタート。2番手スレイターが好スタートを決めてトップに浮上、さらに4番手山越もいいスタートを決め3番手に浮上した。ディオン・ゴーダとアレックス・パウエルの2台のプレマ勢は激しく6番手を争うも2周目に接触。パウエルがゴーダのリアにヒットしパウエルはフロントウイング、ゴーダはタイヤにダメージを負い両者ともにピットイン、上位争いからは離脱となった。同じく2周目、中段ではエンツォ・イェー(R-エースGP)がクラッシュ。これにより3周目にセーフティカーが導入された。またこの混乱で10番手スタートの中村は7番手まで浮上した。
スレイター、ビートン、山越のトップ3で残り16分、レース再開。4番手フェレイラはリスタートでトップ3から大きく離され、中段の争いに巻き込まれることに。ラシッド・アル・ダヘリ(プレマ・レーシング)がフェレイラをオーバーテイクし4番手に浮上した。
中段の争いも激化する中アンドレア・ペトロヴィッチ(PHM AIXレーシング)のリアにシモ・チャン(イェンツァー)が接触。チャンはペトロヴィッチ、さらに前を走っていた中村のリアウイングを破壊しながらクラッシュ、3台はリタイアとなった。またこれにより残り14分、2度目のセーフティカーが導入された。
残り8分、2度目のレース再開。大きな混乱なくリスタートが切られた。しかし残り6分、多重クラッシュが発生。8番手を争っていた3台のイェンツァーの内エレア・フレイ、イーザン・イッシャーが接触しスピン、そこに後続の数台が突っ込み6台が1つのコーナーで停止することとなった。これにより3度目のセーフティカーが導入。その後残り2分の段階で赤旗が提示されレースは終了となった。
混乱のレースを制したのはフレディ・スレイター。今季7戦で5勝目となり、ドライバーズランキングのリードも広げた。2番手はジャック・ビートン。山越陽悠は3位となり、今回も表彰台を獲得。中村紀庵ベルタはクラッシュに巻き込まれリタイア。アヌラグもリタイアしたことにより、アルピーヌ育成は全車リタイアとなった。
レース2は明日6月16日日本時間16時にスタート予定。
暫定結果トップ10+日本人
| 1 | フレディ・スレイター | プレマ・レーシング |
| 2 | ジャック・ビートン | USレーシング |
| 3 | 山越陽悠 | ファン・アメルスフォールト・レーシング |
| 4 | ラシッド・アル・ダヘリ | プレマ・レーシング |
| 5 | マテウス・フェレイラ | USレーシング |
| 6 | グスタフ・ヨンソン | ファン・アメルスフォールト・レーシング |
| 7 | アクシャイ・ボーラ | USレーシング |
| 8 | レノ・フランコット | イェンツァー・モータースポーツ |
| 9 | トマス・シュトルチェルマニス | プレマ・レーシング |
| 10 | ジャンマルコ・プラデル | USレーシング |
| DNF | 中村紀庵ベルタ | プレマ・レーシング |



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