7月13日土曜日、イタリアのムジェロ・サーキットにてイタリアF4 第4戦 レース1が行われた。
フロントローを独占したのはUSレーシングのアクシャイ・ボーラとジャック・ビートン。ポイントランキングトップのフレディ・スレイター(プレマ)、2位の山越陽悠(VAR)が2列目に並んだ。中村紀庵ベルタ(プレマ)はその後ろ3列目、5番手。
日本時間18時29分、晴天の元30分のレースがスタート。2番手のビートンが好スタートを切りボーラをオーバテイクしトップに浮上。スレイターも続き2番手に浮上した。中村はアル・ダヘリに抜かれ6番手となった。序盤はクラッシュ、大きな順位変動が無く、イタリアF4とは思えないほどクリーンな展開が続いた。
残り16分で山越のチームメイトのグスタフ・ヨンソンがルカ・ヴィソレアヌ(リアル・レーシング)をオーバーテイクしトップ10へ。その直後、フィリッポ・フィオランティーノ(クラム)とウィクトル・ドブザンスキ(AKM)が接触しクラッシュ。残り15分でセーフティカーランとなった。
セーフティカーラン時点での順位は序盤から変わらず1位ビートン、2位スレイター、3位ボーラ、4位山越、5位アルダヘリ、6位中村。この順位のまま、残り8分でレース再開となった。トップのビートンはホームストレート中盤まで低速で走行しかなり溜めてからリスタート。後方はやや混乱したが接触などは起きなかった。中村と5番手を争っていたアルダヘリはリスタートでトラブルが発生したのか大きく失速。中村は5番手に上がった。しかしすぐにアレックス・パウエル(プレマ)にオーバーテイクされたため6番手に戻った。
残り約1分、スレイターがスリップストリームを活用しビートンを逆転、トップに浮上。ビートンを引き離しながら最終周に入った。
フレディ・スレイターがビートンに1.7秒の差をつけ大逆転勝利。今季ここまで10戦8勝、勝率8割となった。2位はジャック・ビートン。3位にチームメイトのアクシャイ・ボーラが続いた。山越陽悠はスタートから順位変わらず4位。中村紀庵ベルタは6位となった。予選から好調の山越のチームメイト、グスタフ・ヨンソンは8位。今季チーム初ポイントが期待されたルカ・ヴィソレアヌは11位で惜しくもポイント獲得とはならなかった。
レース1 暫定結果トップ10
| 1 | フレディ・スレイター | プレマ | |
| 2 | ジャック・ビートン | USレーシング | |
| 3 | アクシャイ・ボーラ | USレーシング | |
| 4 | 山越陽悠 | VAR | |
| 5 | アレックス・パウエル | プレマ | メルセデス育成 |
| 6 | 中村紀庵ベルタ | プレマ | アルピーヌ育成 |
| 7 | トマス・シュトルチェルマニス | プレマ | |
| 8 | グスタフ・ヨンソン | VAR | |
| 9 | レノ・フランコット | イェンツァー | |
| 10 | マティアス・フェレイラ | USレーシング |
レース2は日曜日1時55分、レース3は同じく日曜日18時20分にスタート予定。またこのムジェロ・サーキットではこの後20時55分からフォーミュラ・リージョナル・ヨーロピアン選手権(FRECA)のレース1も開催される。


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