9月28日土曜日、イタリアF4 第6戦バルセロナ レース1がスペインのカタルーニャ・サーキットで行われた。イタリアF4としては初のバルセロナラウンド。スペインらしい快晴のもとレースウィークが進行中だ。

予選最速はジャック・ビートンだったものの、前回ポールリカール戦でもらったペナルティを消化し2グリッド降格に。ポールポジションは同じくUSレーシングのアクシャイ・ボーラとなった。2番手はポイントリーダーのフレディ・スレイター(プレマ)、3番手はペナルティを受けたビートン。今季苦戦が続くアルピーヌ育成のカビル・アヌラグが4番手を確保、初入賞に期待がかかる。中村紀庵ベルタ(プレマ)は5番手、山越陽悠(VAR)は6番手となった。今回がフォーミュラデビュー戦となるウィリアムズ育成の若手オレクサンドレ・ボンダレフ(プレマ)は22番手スタート。
19時40分、30分+1周のレースがスタート。2番手スレイターが順調にスタートを切った一方、何とポールポジションスタートのボーラがストール。追突は避けられたもののこのままリタイアとなった。
混乱はターン1でも発生。12番手スタートのエマニュエル・オリビエリ(AKM)と14番手スタートのトマス・シュトルチェルマニス(プレマ)が接触しグラベルで停止したのだ。これによりセーフティカーが導入された。この時点でトップはスレイター。2番手にビートン、3番手にアヌラグが続き、スタートを決めた山越が2ポジションアップの4番手に続く。中村はやや順位を落とし8番手。
4周目(残り23分)にレース再開。アヌラグと山越はテールトゥノーズの状態でコントロールラインを通過。ターン1のブレーキングで勝負を仕掛ける。激しくブロックするアヌラグに対し山越は片輪をダートに落としながら並びかけオーバーテイク。3番手に浮上した。翌周にはヨンソン、パウエル、レームらもアヌラグに接近、4番手争いが激化した。後方では中村とゴーダがチームメイト同士の9番手争いを展開。2台は軽く接触、中村は14番手まで順位を落としてしまった。
8周目(残り14分)、ヨンソンがようやくアヌラグをかわし4番手に浮上。VAR 3-4体制を築いた。パウエルもそれに続き5番手へ。アヌラグは徐々に順位を落としていくこととなった。同じく8周目、カイ・ダラヤナーニとエバレット・スタック(PHM AIX)がターン2で接触。ダラヤナーニがグラベルに捕まってしまった。これにより残り12分で2度目のセーフティカーが導入された。
11周目(残り6分)、再びスレイターを先頭にレース再開。山越も再び好スタートを見せターン1で2番手ビートンに並びかける。しかしサイドバイサイドで行き場を失いコース外へ。エスケープロードからビートンの後ろに合流した。
14周目にレーススタートから30分が経過。15周目が最終周となった。2番手ビートンはスレイターの0.5秒後ろまで接近。3番手の山越はリスタート時のビートンとのバトルでタイヤを使いすぎたか1.6秒後ろまで後退した。
15周でチェッカーフラッグが振られレースは終了。優勝はフレディ・スレイター。圧巻の走りで今季12勝目を飾った。2位は最後まで追い続けたジャック・ビートン。3位に山越陽悠が入った。7位に入ったアルピーヌ育成のカビル・アヌラグはめでたい今季初入賞。同じくアルピーヌ育成の中村紀庵ベルタは中盤の接触が響き12位となった。初参戦で注目のウィリアムズ育成、オレクサンドレ・ボンダレフは19番手。
暫定結果 トップ10+日本人
| 1 | フレディ・スレイター | プレマ | |
| 2 | ジャック・ビートン | USレーシング | |
| 3 | 山越陽悠 | VAR | |
| 4 | グスタフ・ヨンソン | VAR | |
| 5 | アレックス・パウエル | プレマ | メルセデス育成 |
| 6 | マキシム・レーム | USレーシング | |
| 7 | カビル・アヌラグ | USレーシング | アルピーヌ育成 |
| 8 | ディオン・ゴーダ | プレマ | |
| 9 | マキシミリアン・ポポフ | PHM AIX | |
| 10 | ジャンマルコ・プラデル | USレーシング | |
| 12 | 中村紀庵ベルタ | プレマ | アルピーヌ育成 |
レース2は明日9月29日土曜日 18時10分、レース3は明後日9月30日月曜日 0時20分にスタート予定。
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