日本ラウンド最終戦を制するのは?【GTWC アジア 岡山 プレビュー】

GTWC・アジア

8/24、8/25に決勝レースが行われるGTWC アジア 岡山大会。ここでは注目ポイントを見ていきたい。

岡山ラウンド優勝候補は?

前年チャンピオンのアンソニー・リューとアレッシオ・ピカリエロがドライブするアブソリュートのポルシェ1号車は今大会も最有力マシンといえる。昨年の岡山レース1ではアンソニー・リューのクラフトバンブーが優勝。インタラプワサクとコンビを組んでいたピカリエロが2位に入っている。1号車は鈴鹿レース2で2位だったため10秒のピットストップハンデが課されている。

鈴鹿レース1で総合3位に入ったトリプルエイト・JMRはそろそろ勝利が欲しい所だ。岡山では22年、23年共にレース中にアクシデントに見舞われている同チームだが、昨年チームと共に2勝したルカ・ストルツが復帰。富士でWポール、鈴鹿で表彰台と上昇気流に乗ったチーム。岡山での活躍に期待したい。

日本ラウンドであまりいい所のないファントム・グローバル・レーシングだが、昨年の岡山ではアブソリュート・レーシングから参戦したブティコーン・インタラプワサクが2戦連続で2位表彰台を獲得しており、彼にとって相性のいいコースのはずだ。ジョエル・エリクソンと共に表彰台を掴みたい所だ。

鈴鹿レース1で初の総合優勝を飾った5ZIGENも注目チームだ。昨年の岡山レース1で3位に入っており、今回も上位進出が期待される。

ここまで著者の注目チームを書いたが、何が起きるかわからないのがGTWCアジアだ。別記事で岡山ラウンドの出走マシンをまとめるので是非そちらもチェックして、各クラスの様々なチームに注目して頂きたい。

参戦ドライバーにまたも変更あり

同週末にフランスでGTWCヨーロッパ、スパでELMS、バージニアでIMSAがある都合上、今大会はファクトリードライバーを中心にドライバーラインナップが大きく変更されている。ここでは鈴鹿から変更されたドライバーを見ていきたい。

ファントム・グローバルの13号車は両ドライバーともに変更、ファントム・グローバルのオーナーで昨年ミッケル・マックとコンビを組んでいたアンが復帰。ポルシェカレラカップやGT3レースで活躍中の若手、ドリアン・ボコラチーとコンビを組む。

クラフトバンブーの30号車はGT300チャンピオンのJ.P.オリベイラに変更。カオ・チーとコンビを組む。

https://lemans-info.com/gt3/gtwcas/2024/08/14/4772/

トリプルエイト・JMRはDTMとのバッティングで鈴鹿を欠場していたルカ・ストルツが復帰。

富士、鈴鹿共にアクシデントが目立ったハーモニー・レーシングのルオ・カイルオは欠場。同チームのオーナーであるウェインが出走する。

当初未定となっていたオリジンの4号車はバスティアン・ブースがドライブ。序盤2ラウンドはファントム・グローバルから参戦していただけに、少々驚きの移籍参戦と言える。

GTWC アジア ドライバー 変更リスト

チーム名車種号車鈴鹿ドライバー岡山ドライバー
オリジン・モータースポーツPorsche 911 GT3 9924L.ハインリヒB.ブース
ファントム・グローバルPorsche 911 GT3 99213S.ジンズー
T.ベルンハルト
S.アン
D.ボコラチー
クラフトバンブー・レーシングMercedes-AMG GT3 Evo30D.モラドJ.P.オリベイラ
VSRLamborghini Huracan GT3 EVO263内田優大
D.ボルジャ
J.ホアン
G.ホアン
クライマックス・レーシングMercedes-AMG GT3 Evo66J.グーノンH.ユークイ
ハーモニー・レーシングFerrari 296 GT377L.カイルオC.ウェイン
トリプルエイト・JMRMercedes-AMG GT3 Evo888M.グルニエL.ストルツ

エントリーの詳細はこちらを見ていただきたい。

https://lemans-info.com/%e3%80%90%e3%82%a8%e3%83%b3%e3%83%88%e3%83%aa%e3%83%bc%e3%83%aa%e3%82%b9%e3%83%88%e3%80%91%e3%80%80%e5%b2%a1%e5%b1%b1%e5%9b%bd%e9%9a%9b%e3%82%b5%e3%83%bc%e3%82%ad%e3%83%83%e3%83%88/

尚、ジャパンカップのドライバー、チーム変更については後述する。

ジャパンカップ最終戦、チャンピオンシップの行方は?

前澤友作率いるMAEZAWA・RACINGが参戦するというビックニュースがあったジャパンカップ。

https://lemans-info.com/gt3/gtwcas/2024/08/13/4266/

ジャパンカップ最終戦である岡山ラウンドはGT3、GTCが増加。17台での戦いとなる。

3台をジャパンカップに送り込むK-Tunesは地元岡山凱旋レースとなる。

GT3のチャンピオンシップはフェラーリの山脇/高木組が大きくリードしているが、台数が増加し不確定要素も増える為RCFの末長/新田組にも逆転のチャンスはあるはずだ。

K-TunesのスープラGT4は影山正彦に代わって阪口良平がドライブする。

https://lemans-info.com/gt3/gtwcas/2024/07/24/3512/

富士大会にスポット参戦したDAISHINのGT-Rが復帰する他、新たにSeven × Seven with KFMがポルシェ992型のGT3で参戦。藤波清斗のチームであるKFモータースポーツとカレラカップ等に参戦中のセブンバイセブンのジョイントチームだ。藤波清斗とBANKCYがドライバーを務める。。ジャパンカップにドイツ車のGT3マシンがエントリーするのは今季初である。

また、澤圭太率いるABSSAがGTCクラスにスイッチ。ポルシェのカップカーをドライブ、大蔵峰樹が合流するGAMA83との戦いになる。

https://lemans-info.com/gt3/gtwcas/2024/07/14/3189/

熾烈なGT4の戦い!チャンピオンシップの行方は?

毎戦激しい戦い繰り広げられるGT4クラスも岡山で今季最後のラウンドとなる。

鈴鹿ラウンドで連勝を飾った和歌山トヨタの末廣武士が113点でランキングトップにいるが、TGRインドネシアのマノッポが107点で2位、YZレーシングのBMWが106点で3位につけておりチャンピオン争いは混沌としている。

前述のランキング上位3台はレース1でピットストップハンデがある為、富士で優勝を飾ったサンライズBLVDのケイマンや阪口良平を起用し地元戦となるK-Tunesのスープラも勝利を狙ってくるはずだ。鈴鹿に引き続きDステーションの47号車はGT4アマクラスへの参戦となる。

チケットについてだが、今ラウンドは土日のみ入場可能となっているので注意して頂きたい。

GTWCアジア、ジャパンカップ共に激しいレースが予想される日本ラウンド最終戦、岡山大会からも目が離せない。

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