ここでは今週末のスパ24hレースに参戦するチームを紹介するシリーズ。
今回紹介するチームは888号車 トリプルエイト・JMRだ。
JMRといえばGTWCアジアのファンにはお馴染みであるマレーシアのジョホール王国の王子殿下であるプリンス・ジェフリー・イブラヒム殿下、プリンス・アブ・バーカー・イブラヒム殿下兄弟がAMGをドライブするチームだ。
マレーシアにある王家の中の1つであるジョホール王国の王子殿下である2人は子供の頃レースへの憧れがあった。
家族も車やモータースポーツが大好きではあったが、レース活動は危険だと許可が出なかったとのこと。後にトリプルエイト・エンジニアリングと知り合い、2018年に家族からの許可が下りてタイでレース活動を開始した。
2019年にGTWCアジアに参戦を開始したジェフリー殿下、後を追うように弟のアブ・バーカー殿下もコロナ後に復活したGTWCアジアに参戦を開始。同シリーズで22年はジェフリー殿下が、23年はアブ・バーカー殿下がそれぞれチャンピオンを争い、ジェフリー殿下が22年にチャンピオンを獲得している。

先日の富士大会ではアブ・バーカー殿下がLMP1経験者のプロを破ってポールポジションを獲得。チームメイトのストルツもポールポジションを獲得しチームはWポールとなった。
主にGTWCアジア、オーストラリアやバサースト12h等を中心に活躍してきたJMRは今年からIGTCに参戦を開始。兄のジェフリー殿下が海外挑戦を開始する。
JMRのTシャツやキャップ等のチームグッズも公式ウェブサイトで購入できる場合もある為是非チェックして頂きたい。海外サイトだが日本発送にも対応している。※ネットショップは不定期オープン
日本でこそ緩い雰囲気のGTWCアジアのパドックだが、地元のセパンラウンドでは殿下の為の厳重な警備体制が敷かれているそうだ。

ジョホール・レーシングとタッグを組むのはオーストラリア・スーパーカーズの最強チーム、トリプルエイトだ。
スーパーカーズの超名門である同チームは今シーズンのスーパーカーズの大半の週末で勝利を収める活躍を見せている。同チームのスーパーカーズドライバーのブロック・フィーニーは昨年GTWCアジアでJMRのドライバーとして来日を果たしている。
スーパーカーズ・レジェンドであるジェイミー・ウィンカップやSVGことシェーン・ヴァン・ギスバーゲンもJMRのAMG GT3をドライブしていた。
今週末のスパ24h大会でも強力な体制での参戦となる。兄のジェフリー殿下が出場する。
チームメイトも豪華でエース枠にキャデラックのLMDhドライバーでもあるアレキサンダー・シムズを起用。もう一人のプロ枠にはメルセデスAMG育成のジョーダン・ラヴを起用。ブロンズ枠はバサースト12hで優勝経験もあるマーティン・コンラッドを起用する。初出場ながらクラス優勝は十分狙える体制と言える。
殿下ご兄弟は大の車好きでレースだけでなく多くの自動車を所有している。所有台数は500台にも上るとの噂だ。なかでも”J-TUNE”と呼ばれるR34型 スカイラインGT-Rはジェフリー殿下がニスモ大森ファクトリーに特注で作らせたもの。伝説の名車、Z-Tuneにも勝るとも劣らないレベルの仕上がりだとか。
2人の目標はルマン24hへの参戦だ。アジアン・ルマンシリーズにも参戦しており、ルマン出場権を狙っている。ジェフリー殿下にはスパ24hでの力走、アブ・バーカー殿下にはGTWCアジア鈴鹿大会での優勝、それぞれの活躍に期待したい。
スパ24時間レースは今日22時45分にスーパーポール、明日6月29日土曜日23時30分に決勝レーススタート予定。



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