日産ファン必見?チームRJN【スパ24時間チーム紹介2】

GTWC・ヨーロッパ

スパ24時間レースに参戦するチームを紹介するシリーズ。

今回紹介するチームは100号車 チームRJNだ。

2022年のブリティッシュGTを走るRJNのマシン

RJN、と聞いて聞き覚えのあるファンも多いはず。このチームは2018年まで日産のセミワークスチームとして活動。その後2019年からは元F1ドライバーのジェンソン・バトンとともに「ジェンソン・チーム・ロケットRJN」を設立しNSXなどを走らせていた、非常に日本とゆかりのあるチームなのだ。

2022年にジェンソン・チーム・ロケットRJNの活動が終了したことから、RJNは今年チーム体制を一新。元日産ファクトリードライバーのアレックス・バンコムを中心とする体制に移行した。マシンは新たにスカイブルーの塗装となり、ジェンソン・チーム・ロケットRJNの活動が終了して1年参戦休止していたブリティッシュGTに参戦を再開した。そしてこの新体制のもと2019年以来、実に5年ぶりとなるスパ24時間参戦を果たすこととなった。

ブリティッシュGTではアレックス・バンコム/サイモン・ワッツ組の2号車が参戦中。第3戦シルバーストン500には追加でクリス・バンコム/ヤン・マーデンボロー組の23号車がエントリー。23号車はスポット参戦ながらプロアマクラス優勝を達成した。

マシンはジェンソン・チーム・ロケットRJN時代から使っているマクラーレン720S GT3。ただし、当時とは違い昨年登場したEvoモデルでの参戦となる。スパ24時間レースの参戦クラスはブロンズクラス。プロ2人とアマチュア2人の布陣で挑む。

ドライバー体制には日産系チームであった過去が色濃く反映されている。エースは日産で長年ファクトリードライバーを務めたイギリス人、アレックス・バンコム。もう1人のプロ枠は映画「グランツーリスモ」で半生が映画化され話題となったこちらも元日産ファクトリードライバーのヤン・マーデンボロー。2人のブロンズドライバーはアレックスの弟でルマン参戦経験もあるクリス・バンコムと今シーズンのWECに95号車ユナイテッド・オートスポーツから佐藤万璃音のチームメイトとして参戦しているジョシュ・ケイジルだ。本来はブリティッシュGTでアレックスのチームメイトを務めるサイモン・ワッツが参戦予定だったものの、ブリティッシュGT第3戦シルバーストン500でのクラッシュによる怪我の影響で欠場が決定。WECで同じマクラーレンを走らせるケイジルに白羽の矢が立ったのだ。

チームRJNの過去のレース結果

西暦総合順位No.クラスクラス順位マシンドライバー
201931位22Silver4位NSX GT3P.フロメンウィラー/M.マクマリー/S.ムーア/R.サンチェス
20187位23PRO7位GT-R nismo GT3 MY18A.バンコム/L.オルドネス/千代勝正
37位22Silver4位GT-R nismo GT3 MY17S.ムーア/R.サンチェス/S.ウォーキンショー/J.ウィット
201713位23PRO12位GT-R nismo GT3 MY17A.バンコム/L.オルドネス/千代勝正
30位22PRO18位GT-R nismo GT3 MY17M.シモンズ/S.ムーア/M.パリー
201637位22Pro-Am13位GT-R nismo GT3 MY15R.サンチェス/R.サラザン/M.シモンズ/S.ウォーキンショー
44位23PRO24位GT-R nismo GT3 MY15A.バンコム/L.オルドネス/高星明誠
201515位23PRO8位GT-R nismo GT3 MY15A.バンコム/W.ライプ/千代勝正
26位22Pro-Am8位GT-R nismo GT3 MY15O.プラ/R.サンチェス/G.パレトウ/F.ストラウス
201425位80Pro-Am13位GT-R GT3 MY13S.ストラウス/N.マクミラン/A.バンコム/W.ライプ
38位35Pro-Am19位GT-R GT3 MY13M.ファイスカ/千代勝正/柳田正孝/M.シュルジツキー
20137位35Pro-Am3位GT-R GT3 MY13L.オルドネス/J.マーデンボロー/P.フィゼラ/W.ライプ
DNF32Pro-AmDNFGT-R GT3 MY13A.バンコム/C.バンコム/S.ドへティ/M.シュルジツキー
2012DNF35Pro-AmDNFGT-R GT3 MY12C.ワード/A.バンコム/J.マーデンボロー/L.オルドネス
201121位63GT41位370Z GT4J.トレソン/C.ワード/A.バンコム
2010DNF62GT4DNF370Z GT4R.バーフ/A.バンコム/C.バンコム/L.オルドネス

RJNは2010年から2018年まで日産チームとして参戦。2011年にGT4クラス優勝、2013年にはGT3プロアマクラスで表彰台を獲得している。総合順位の最高位は2013年、2018年の7位。また千代、柳田、高星の3人の日本人がRJNからスパ24時間に参戦している。

2017年に参戦した23号車(A.バンコム/L.オルドネス/千代勝正)

今年のブロンズクラスの参戦台数は6台のみであるため、2013年以来のクラス表彰台に期待が高まる。今年本格的なレースに復帰したバンコム、そして映画の主人公マーデンボローの活躍に注目だ。

スパ24時間レースは今日22時45分にスーパーポール、明日6月29日土曜日23時30分に決勝レーススタート予定。

コメント